2021年5月18日
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ユニバース倶楽部を休会している間にチャットレディをやってみた【前編】

なぜチャットレディなのか?

まだユニバース俱楽部を再開するほどの気概と体力はないけど、近しいものを少しやれたらなあ、と考えたときに浮かんだのが、チャットレディ。

仕事を始めるまで

目ぼしいところに応募し、次の日くらいに連絡が来た記憶があります。
近くのガストを指定して、お仕事の説明を受ける。実際のお仕事は自宅ではなく、その担当の人が借りているアパートの一室で行うとのこと。
ちなみに業者によるが、アパートなどではなくきちんとした専用のハコを提供しているところもある。

そしてまた別日にて、実際にPCでプロフィール登録、機器のテスト等を行った。

プロフィールに登録する写真は過剰ではない程度に加工するように言われました。ちょうどその当時、全くの別件で使用するために(別にダウンロードしたくもなかったw)「TikTok」がスマホに入っていたので、それで何枚か撮影。
私は自分の顔を加工することで現実と乖離が出るのが嫌いなので、普段から写真の加工はしない派。今回の加工も「美白効果」をマックスにするだけに留めましたが、それだけでもだいぶ印象が変わった。

次に機器のテスト。
今回のお仕事の主戦場は某大手のサイト(※わかりますか?かつて『ネットで借りて~自宅に届き~ポ・ス・トで返却♪』のCMで一気に名を広げたあの会社です。)でしたが、ブラウザが脆弱なのかPCの容量が小さいのかなんなのか、マイクを接続するとたまに落ちる…しかし実際の仕事中に落ちることはなかったので、よかった。

なお、少なくともこの某大手のサイトでやる場合、チャットレディのお仕事は基本的にスマホで気軽にとは、いきません。特にアダルトチャットの場合ですね。
スマホの画面の大きさだと縦でも横でもほとんど女性のバストアップしか映らないから、「顔と胸を一緒に映す」とか「オ〇ニーして感じているところを全身で映す」とかができません。なので待機室の時点で男性は「あ、スマホでやってるっぽいから萎えるわ」と思ってすぐ退室しちゃうんですね。

お仕事開始

またまた別日にて、実際にお仕事開始。
チャットレディのお仕事はとにかく待機の時間が長いと言われたので、一日中空いていた日の朝10時から夕方4時まで入ることにしました。
なお、仕事の時に必須だったのは
・ヘッドマイク
・PC用カメラ
・照明(いわゆる女優ライト。顔が綺麗に映るように)
・前開きの服(すぐ脱げるように)
・スカート(できれば短いのが望ましい)
・大人のオモチャ(オーソドックスな電マを貸し出してもらった。パプワは私物のディルドを持参)
・ティッシュ、ウエットティッシュ(大人のオモチャを使用した時、拭いたり消毒したりするのに絶対必要)

ヘッドマイク、PC用カメラ、前開きの服は貸し出してもらえました(あくまで私が行ったところは)。
スカートは「もうこんなコスプレチックで安っぽいスカート一生履かないわ(かといって捨てるのはまだ忍びない)」と箪笥の肥やしになっていた安っぽい三軍ミニスカートを持参。
大人のオモチャについても、いまいち使いこなせず同じく箪笥の肥やしになっていたディルドを持参。

アダルトチャットは特にですが、お気に入りの服はなるべく着ないことをおすすめします。
大人のオモチャを使用した際の唾液等で汚れることがままあるし、お気に入りの服=普段自分がよく着る服なので身バレもしやすい。特にパプワは普段から個性的な柄の服が好きで、見る人が見たら一瞬でわかるので絶対に着なかった。
あ、もちろんアイデンティティである眼鏡も着けなかった(笑)

さて、肝心の仕事の話。

言われた通り、確かに待機の時間が長い。
画面上の「お仕事開始」のボタンを押すと「待機中(=男性ユーザーから見える状態)」になり、男性は一定時間、「のぞき」といって女性の様子を無料で見ることができます。
そこで「この女性とエッチな話をしたい」と思えば「入室」して、そこから女性の報酬も発生し始めるという仕組み。

男性が「のぞき」のために入ってくると女性の画面上では「トントン」というノックの音がするので、その音がしたら女性は手を振るなりPC用カメラをちょっと動かして全身を映すなりして、アピールする。当然「のぞき」では報酬は全く発生しません。でも、「お仕事開始」ボタンを押下した以上、頬杖をついて無愛想にしたりなんていうのは論外。

ちなみにパプワはというと、手を振りながらものすごく谷間を強調していた…暇な時に他の女性を「のぞき」で見てみたのですが、みんなだいたい「手を振る」「ニコニコする」「全身を映す」の3パターンでした。たとえアダルトチャットでも、谷間を強調している人なんてあまりいなかった…道理で男性ユーザーからよく「すごい攻めてるね」と言われたのかと腑に落ちた。

ちなみにその繋がりでいうと、エロアピールが高じて「ティ首を出す」「下半身を露出する」を「のぞき」中にやるのは御法度。最悪アカウントが停止されます。この某大手のところはすごく監視がしっかり行われているようで、「どうせバレないでしょ」は通用しない。
でも、男性ユーザーのアカウント名で「のぞきで乳首出して」という名前にしている人がいて吹いた。
それから、「のぞき」であっても「チャット中」であっても、「性器」を見せる・見えるのは禁止です。ヘアはOK。無毛処理している方は正面からでも見えてしまうので見せ方に工夫が必要。

15分か20分くらいしてからだっただろうか、ついにチャット開始。
もうあんまり覚えていないのと文字数の関係で詳細を書くのは控えるが、大まかな流れは「挨拶→雑談→エッチな話→昔でいうテレフォンセックスのような行為」という感じ。どのユーザーもこういうような流れであった。
色んな人がいて、自分さえスッキリできればその瞬間にチャットを終了させる人もいれば、しばらく会話をしてくれる人もいた。おそらく後者の人は疑似的に性行為をしている感覚に近いのだと思う。

一日目は確か4,5人の方とお話をして、総額7,000円くらいを頂いたと思う。ただ、口座振込にしたら手数料はこちら負担で報酬が目減りしたので、切なかった( ;∀;)

二日目、といっても、一日目を終えて以降、いろいろと忙しくなりなかなか行く時間が取れず、1か月半後くらいに入った。これも同じく終日にした。
しかし一日目とは違い、人が少ないようでそもそも「のぞき」に来てくれる人も少なく、そうなるとチャット開始に至ることはもっと少ない。確か二日目は朝から夕方までやって、チャット出来たのは2人。一日中画面の前でニコニコしながら誰も来てくれない、虚しさ。報酬総額も一日目とは打って変わって総額2,000円くらいだった。

 

担当の人によると、やはりチャットレディのお仕事は直接の性交渉はない代わりに貰える報酬はそんなに多くないので、やっぱり風俗のほうが割がいいわ、といって風俗に行く女性も多いらしい。

(後編へ続く)

Writer: 
羽ばたく友が落とした夢の数を 独りきりで数えた夜

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