質素に真面目に生きてきた。勉強・仕事に打ち込んできた。
けれど、心の奥に愛人願望があることに気がついた45歳㊛の記録。
前回は、自分の中に潜む愛人志願の気持ちについて書いた。
では今回は、自分は愛人としての適性はいかに?ということを検証していこうと思う。
愛人という言葉のもつ響きについて
「愛人」という言葉を耳にして、まず、なにを思い浮かべるだろう。
妖艶?・・・(ないな)
色気?・・・(ない、、、かな)
淫靡?・・・(無縁)
魔性の女?・(まさか)
世間一般的には、こんなイメージがあるのではないか。
非常に偏見に満ちたイメージではあるが、おそらくこんなものでないかと思う。
容姿(顔)
前回も書いたが、私は美人ではない。中の下~中といったところか(笑)。
それでも、仕事でお世話になったり頻繁に会ったりする方々からは、それなりの人気とお誘いがあった。
キャラと若さゆえの特権だったと思うものの、生来の色の白さと肌質の良さで多分に得をしていたのは否めない。
そうして歳を重ねた今、正直、写真でのオファーという形は非常に厳しいと自己判断出来ている。なので、それでも選んでくださった方には最大限の感謝の念を抱いている。
スタイル
これまた前回も書いているが、悩殺ボディの持ち主でもない。
「ボン!キュ!ボン!(古っ)」なんて無理無理無理。せめての救いは、胸は大きめ?なことか。自覚していなかったが、また後日コラムに登場する初めてのパパ(男性様)が、そう言っていた。
今回、新たな男性様と出会って非常に良かったのが、この歳になっても褒めてもらえること。
ベッドの中での社交辞令かもしれないが、自分の体や内部構造について、吐息交じりに呟かれることは、素直に嬉しい。ずうっと心にとめておいて、さらに言ってもらえるように、ケアしようと励みになる。
思い出すだけで、「女性ホルモン出るんじゃない??」くらいのキュンである。
ちなみに、私の初めての男性様は、肌の良さと胸のハリと中の締まりが一番だとつぶやいてくれた。ずうっと肌を撫でていたので、あながち嘘でもないかなと‘勝手に‘喜び、毎日ボディクリームを塗るようにした(照)。
おとな経験
「男性様たちの要求にこたえることができるか。」
これは、いわゆるパパ活において非常に大事な点だと思うが、これも私は落第である。
なんせ極端に経験が少ない。本当に少ない。男性様には遠回しにしか言っていないが、男性様が3人目という体たらくである。いわゆるラブホテルなるものに足を踏み入れたことがない。
これでは、いろんな経験をしてきている男性様に申し訳ないし、せっかく自分に割いて下さった時間が不満足で終わったら、、、という懸念が大きかった。
けれど、私はもともと非常に甘え願望が強いので、男性様にリードをお願いし、素直に従ったら全く問題なかった。
それでも少なからず物足りなさを感じさせた可能性はあるものの、パパ好みに変えてくれたら嬉しいですアピールは忘れなかった。実際、その言葉は、男性様をかなり興奮させていた。
仕事柄、多種多様な方々と接し、常に笑顔で相手の心地よいことを提供する癖と、相手が欲しがっている言葉を選ぶ習慣があるのと、気に入った人にはとことん尽くす性格が幸いしたと思う。
(このコラムを書いている時点では、おとなまで進んだ方はお一人なため、その方とのことに限るが)
おとな行為そのものに問題はなかったが、正直なところ、初めてのわりに罪悪感は抱かなかった。
もともと「愛人願望」が潜在的にあったことを抜きにしても、背徳感や罪悪感に見舞われなかったことはよかった。
「もうやめておこう」「こんなことはよくない」などと言った感情が生まれていたら、私はすごすごと撤退モードに入ったはずだからである。
なぜか。。これは決して男性様には言わないが、本当のところ「イってない」からである。今回の男性様だけでなく、私はいわゆる中でイクという経験がない。ちょっとしたコツがあって、そうしないと中ではイケないのである。
まあ、それもこれも、今後男性様に変えられるかもしれないと、ドキドキしながら思っている。
性格
どんな性格が愛人に向いているかは、それこそ相手の男性様の数だけ千差万別だと思うが、基本的に私は「超」甘えたい気質である。
兄弟でも末っ子だったし、親戚うちでも末っ子だったし、いつも年上の方々に囲まれていた。だから、そういうポジションが非常に心地よい。
誘われたり強めの口調で言われたりすると、条件反射的に「はい」といって従ってしまう。かなり厳格で絶対的存在の父のもとで育ってきたため、そういう基盤ができているようだ。
それは45歳になった今でも変わらない。少し従順タイプがいい男性には良いかもしれない。
逆に、女王様タイプやキリっとタイプを好む方には不評であろう。
結局は、実際の相性次第ということになるので、まさに一期一会の出会いに期待するところとなる。
時間的な融通さ
大体の男性様は非常に忙しい。社会的立場もある。そんな方がわざわざ空いた時間を自分のために使おうとしてくれている、または合わせて空き時間を作ろうとしてくれている。
お誘いの連絡がきたら、それはもう本当に有難く、嬉しく、幸せで、なんとしても「はい、大丈夫です」とお返事したくなる。
日々の何気ないラインでさえ、キュンである。
ほとんどの男性様は、私の家族構成や仕事についてご存じなので、とても優しく、でも会いたいと意思表示してくださる。そういった日程調整の時間さえ、キュンである。
以上、様々に適性を考えてみたが、悲しいことに自分は決して優等生ではないことに気づく。
だからこその出会いに感謝して日々、いつキュンな連絡がきてもいいように整えておこうと思うのである。