男性向けコラム「ダーリン」によく記事を書いていたマックさんと申します。「パパ活匿名質問箱」の回答者もやっています。
ユニバース男性会員歴は5年で、オファーした女性は数十人。現在は7~8名と継続中で、大人お手当は全員一律都度5万円です。
そんな熊五郎ならぬ5万円パパの私ですが、一度だけ、ある交際女性に1千万円の札束を宅急便で送ったことがあります。
なんでそんなことをする気になったのでしょうか?
男性より女性の方が関心寄せてくれそうな話だと思ったので、女性向けコラムのシンデレラにこうして投稿しています。良かったらお付き合いください。
さて、皆さんは、パパ活で出会った交際相手と「結婚したい」と思ったことありますか?
私はあります。
というより、セックスした相手とは、正直なところ全員結婚したくなります。
気持ち悪がられるから黙ってるけど。
私はバツイチ独身ですが、元妻とは大学生の頃に知り合いました。
処女と童貞で初めてのセックスをして、数か月後には籍を入れました。
だから「セックスした相手と結婚したくなってしまう」っていう私の言葉は、あながち嘘でも無いんです。
浮気などせずに、生涯女性は元妻一人だけと決めていました。
なんで離婚したかって言うと、彼女が精神科の病気になったからです。
離婚せずに、自分の人生を捧げて彼女と添い遂げる選択肢もあったんですが、それは私には耐えられなかった。
「智恵子抄」って知ってますか?高村光太郎に私はなれなかったんです。
非難したければいくらでも非難してください。
甘んじて受けます。
だけど、今でも元妻のことは好きですよ。
それに、綺麗で可愛かった頃の元妻の面影を思い出してあげられる男性は、今はもう私以外にいません。
離婚して実家に帰すときに、その当時の私の銀行口座に入っていた全額を彼女に渡しました。
そんなにお金を遣う女性じゃないから、生活費に困ることは無いだろうけど、もし必要であるのなら、いくらでもまた送るつもりです。
彼女はもう働けないですから。
離婚の前後から、私はふっ切れたように遊び始めました。
交際クラブでは無く、普通に出会う同世代か、少し年下の女性たちとです。
そしてその都度、元妻ではなく、この女性ともし結婚していたなら、人生は変わっていただろうか?そんなことばかり考えていました。
実際結婚して欲しいと言われることもありました。しかし出来なかった。
どうして結婚する気になれなかったのでしょうか?
以下自己分析です。
綺麗ごとから書いていくと、まず、元妻を不幸にしたまま、自分だけが幸せになることに抵抗がありました。
元妻が私のことをすっかり忘れてくれればいいんですが。
幼稚園の頃にお友達と交換した綺麗な模様のついたちり紙を、いまだに宝物として保管しているような女性です。
私が初めて贈った薔薇の花束も、ドライフラワーにして今も大切にしていることでしょう。
私がいつかまた迎えに来てくれるんじゃないかという、その一縷の望みを、私が再婚すると断ってしまうことになる。
愛情って言うよりは優しさです。
いや、優しさって格好良すぎる。私の弱さだな。
もし元妻が私よりも先に死んだとしたら。
その時には私は再婚することができるだろう。
だけど、私も還暦を超えました。
年齢的にもう無理でしょうね。
次に思い当たることは、セックス=結婚という、私の思い込みです。
最初に記したように、若い頃の私は、セックスするということは、その女性と結婚することだと、勝手に思い込んでいました。
それが男の責任であると。
笑わないでください。
昭和、いや、もっと以前の考え方なのかもしれません。
だから元妻と結婚したし、そのあともセックスする女性とは全員、本当に毎回「このひとと結婚したい。子どもを産んでもらって、私の両親が営んでいたような普通の家庭を築きたい」と願ってしまう。
しかし、当たり前ですが、セックス=結婚じゃ無いんですね。
それでは、結婚って何なんでしょうか?
なぜ人は結婚するのか?
結婚と言うのは法的な制度だから、答えは民法に書いてあります。
相互扶養義務。
貞操義務。
この二つです。
経済力のある側が養わなくてはならないし、他の人とセックスしてはならない。
そういう契約なんです。
セックスしたら結婚しなければならないんじゃなくて、結婚したら他の人とセックスしてはならないってことです。
独占欲・支配欲の強い人や嫉妬深い人には、良い制度なんでしょうね。
生きて行く経済力に不安な人にも有難いでしょう。
しかし私はそのどちらでも無い。
それで私は、なぜ結婚するのかという意義を見失ってしまった。
昔の思い込みの名残で、セックスするとその女性と結婚したくなってしまうにも関わらずです。
ちょっと不思議な感覚ですよ。
次に、私が再婚しない低レベルな理由として、結婚したら今のように若い女性たちと取っ替え引っ替えセックス出来なくなるっていう点があります。
結婚の本質の一つが貞操義務だからです。
実はこれは、私にとってはそれほど大きな問題ではありません。
こんな遊びはいつでも止められる。
少なくとも、こうして文章に書けるくらいだから、心の表層ではそう考えています。
深層・無意識では分からないけれど。
だって、私がもともとそういうことがしたかった人間であれば、若い時にもっと遊んでいたはずじゃないですか。
私は奥手ではあったけれど、その気になれば、決してモテない男では無かったと思います。
私、ソープランドとかヘルスとか、なんならキャバクラやラウンジの類も、未だに行ったことがありません。
本当に奥さん一人で良かったんです。
交際クラブに入ってから、いろんな遊びをしていますが、セックス=結婚ではないという自分の誤りに気が付いて、この際、自分の価値感のようなものを、徹底的に否定してやろう、自分の中の性欲みたいなものを、全部吐き出してみよう、っていう気持ちからだったと思います。
私のこの考えは、案外と女性的なのかもしれません。
若い頃、セックス=結婚と考えていて、実際夫一人しか知らずに人生を過ごすうちに、40才くらいになって何だか人生損しているような気がして来て、遅ればせに交際クラブに入って活動し始めたっていう女性いるでしょ?
そのまさに男性版が私です。
離婚する前後から、自分と同世代あるいは少し年下の女性を口説いてセックスするようになりました。
中には、私との結婚を夢見させてしまって、傷つけてしまった女性もいます。
結婚という制度の意味が、このとき少し解った気がしました。
性欲や恋愛欲を我慢できずに、他人に迷惑をかけてしまう人間を、鎖でつないでおく制度でもあったんですね。
その後、交際クラブというものを友人から教えてもらって入会しました。
これ以上、誰かを傷つけるのは嫌だったので、本当に渡りに船でした。
そして表題の「1千万円の宅急便の娘」です。
誰に似ていたと思いますか?
元妻にではありません。
元妻のあとに出会って、私が結婚できずに傷つけてしまった女性に面影が似ていたんです。
交際クラブでこんな出会いがあるとは思いませんでした。
今日のお話も長くなってしまいました。この辺で終わりにします。また次回、ごきげんよう。
2022年3月3日
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Writer: マックさん
ユニバでの登録名も「マックさん」です。登録支店は名古屋。
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