2018年3月14日
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アゲマン女、サゲマン女。

サゲマン女は過剰な床上手?

こんにちは、蝶々夫人です。

多くの女性たちは自分自身で意識したことがないでしょうけれど、男性にとって女性は2つのタイプに分かれます。


いわゆる「アゲマン女」「サゲマン女」
 

A子と交際すると、男性はみるみるうちに出世していく。

一方で、B子と関係を持つと、男性は途端に生活が荒れ果て、今までやってきた仕事がままならなくなってしまう――。

周囲の男女を見渡してみて、そんなことを感じることはありませんか? 

いったい、この違いは何なのでしょうか。

私は、アゲマンとサゲマンを決定付けるのは、ずばりセックスだと思っています。

セックスにおいて有り余るテクニックがあり、そのテクニックで男性を溺れさせてしまうタイプの女性って時々いますよね。

男性はそういう女性をなりふり構わず追い求めてしまいますが、このタイプの女性はサゲマン女が多いように思います。

非常に単純明快ですが、男性がセックスに溺れてしまえば、仕事なんて身に入りません。

特に、女性経験が多くない年配のおじさまはハマってしまいがち。銀座ホステス時代にも、私は底なし沼にハマるように女性とのセックスに堕ちていくおじさまを何人も見てきました。

ある日、パッと目が覚めたときには、地位も信頼も全部失っているというケース。しまいには「あの人は女で変わってしまった」と陰口を叩かれる始末です。

以前のコラムでは「床上手な女はトクをする」と書きましたね。おじさまが女性を味わい尽くす上で、性行為は重要なオプション。

ところが、女性が毎日こってりとしたセックスに男性を溺れさせてしまうと、いずれは腐ってしまうのです。セックスにも節制とデリカシーが求められるわけですね。
 

アゲマン女はヤリマン?

それでは、アゲマン女とは……? それは簡単に述べると「男性がセックスを誘ってくるのを待つタイプの女性」ということになります。

自分からモーションをかけないけれど、男性からの誘いには絶対断らない。

「いつでもさせてくれる女性」「都合の良い女性」と言っても良いかもしれません。

アゲマン女のことを考察するとき、かならず思い出すのが知り合いの芸能関係者・C子のこと。

当時、彼女はまだ売れる前のアーティストに囲まれて仕事をしていましたが、仕事で接点を持った彼らに誘われるがまま、次から次へと肉体関係を持ってしまうような子でした。

時には「なんでこんな売れていない人とエッチするの」と聞いたことがありますが、
 

彼女は「だって、『家に行っていい?』って誘われるんだもん」と。


ちょっとお下品な言葉で言えば、真正のヤリマンなんです(笑)。

ところが、不思議なことに彼女と関係を持ったアーティストは1~2年後、必ずと言っていいほど売れていくのです。

彼女と関係を持ったアーティストの中には、今をときめく大スターもいます。

ある日、C子と関係を持ったアーティストに聞いてみたことがあります。

「ねぇ、C子ちゃんってエッチ上手なの?」

彼は、首を横に振って言いました。


「いや、そんなことないんだよね。彼女は俺がひとりで寂しいとき、『家言っていい?』って言うと絶対断らないから……。しかも『付き合って』とかうるさいことは言わない。朝方、『いつも応援してるね』って送り出してくれるし、なんか居心地いいんだよね」

 

アゲマン女の真髄を見たような気がしましたね。「うるさいことを言わない」とは、どういうことでしょうか。

彼女は常に複数人のアーティストと同時進行で関係を持っているため、1人の男性にこだわる必要はなかったのかもしれません。

でも、多くの女性は一度セックスをしてしまうと相手の男性に情が湧いてしまいますよね。

彼女はその感情を上手に消化し、「応援」という言葉で相手に還元してあげているのです。

C子にとっての喜びは、関係を持った男性たちが世に出て、歓声を浴びるまで見届けること。芸能界で売れている人のまわりには、少なからずそうした女性たちの存在があるのかもしれませんね。

もちろん、私は今回のコラムで「アゲマン女になりたければヤリマンになれ」と言うつもりは毛頭ありません。

でも、床上手が必ずしもアゲマン女ではないということは真実でしょう。
 

アゲマン女の末路

今まではセックスについて語ってきましたが、もちろん精神的にも同様のことが言えると思います。

男性が精神的にも依存してしまい、追い求めてしまうような女性はサゲマン女。

逆に、男性の都合で動き、心の平穏を与えてくれる女性はアゲマン女。

でも、周囲を見渡しても、アゲマン女は往々にして不幸な末路を迎えがち。

むしろサゲマン女は男を惑わす一方で、みずから会社を立ち上げて成功するなど、社会的に自立している女性が多いように思いますね。

私、蝶々夫人はというと、数多くのおじさまを翻弄してきた過去からすると、レッキとしたサゲマン女なのかもしれませんね(笑)。



蝶々夫人

Writer: 

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