パパ活という言葉ができて早数年。これまで様々なパパ活女子に出会ってきましたが、今回はその中から特に印象に残った「パパ活の珍エピソード」をご紹介します。
ホストに通うためのパパ活が婚活に⁉
まず、話を聞いたのは関西の大学に通うサアヤさん(仮名/21歳)。卒業後の進路も決まり、コロナの影響で大学で授業を受けることはほとんどないというサアヤさん。暇な時間を埋めるためにホストで飲むようになったところ、お金が必要になってパパ活を初めたといいます。
「ガールズバーでアルバイトをしているのですが、時給は2000円なのでホストになかなか行けなかったんです。そんなとき、大学の友達にパパ活が稼げるよと言われて試しにアプリに登録してみたんです。その結果、何人かのパパと知り合うことができたのですが、やはりコロナの影響なのかお手当が低い人もいましたね。
そんな中、お手当が割と良いパパがいたのですが彼はなんと34歳。出会ったパパの中ではかなり若いし、見た目もそんなに悪くない。その人と何回かデートするうちに結構仲良くなっていって・・・・・・。
『どうしてお金が必要なの?』と聞かれたときにホストに通っていることを正直に言っちゃったんですよね。そしたら、それから連絡が来なくなったんです。もしかして嫌われちゃったのかなと少し不安になっていたときに、パパからふたたび連絡が。
パパに呼び出されたのは夜景がキレイなバー。そこで『大切にするから、付き合おう』と言われて、もう断る理由なんてありませんでしたね。
ちなみに、通っていたホストのことは気持ちがなかったといえば嘘になるのですが、連絡も少ないし色恋をかけられていたわけでもないし。
学生で細客だからかもしれないけれど、もう少し連絡くれてもいいんじゃないかなと。その点、パパはマメだし私のことを大切にしてくれるしので、そっちに惹かれてしまうのは仕方ないですよね(笑)。今は、パパ活をやめて彼との結婚に向けて準備しています!」
会社の金を横領したパパが行方不明に・・・・・・
続いて、思い出深いパパ活エピソードを教えてくれたのは東京在住の主婦のアキナさん(仮名/32歳)。20代の頃、交際クラブやキャバクラのアルバイトで知り合った男性数人とパパ活を経験のあるアキナさん。特に印象深かったパパについて聞いてみました。
「キャバクラのお客さんで店にも来てくれていたパパがいたんです。当時、私は彼が家賃を出してくれていたマンションに住んでいました。でも、そんなある日パパと一切連絡が取れなくなってしまったんです。
パパは海外に行くと何日も連絡が取れないこともあったし、そのうち連絡は取れるだろう……と思っていました。でも、それから2週間ほどした頃、家のインターホンがなったんです。
パパ以外、この家に来ることはまずないので恐る恐るモニターを見てみると、そこにはパパと一緒に店に来ていた部下の姿がありました。
何かあったのかとドアを開けるともう1人女性の姿があり、なんとそれはパパの奥さん。その異様な空気に話を聞いてみると、パパが会社のお金を持って行方不明になったと言うんです。
それで、通っていた店の女の子や交友関係を調べて、私の家を訊ねたと言っていました。しかし、私もパパの行方は分からないので、何かあったら連絡するということに。
それから1ヶ月後、パパは無事に見つかったのですが、会社のお金を横領したことで警察に出頭していました。聞くと、パパ活やキャバクラの飲み代に相当お金を使っていたようで、ついには会社のお金にも手を付けていたようです。
それが会社にバレたことを恐れたパパは横領したお金で海外の愛人の元に身を潜めていたそうです。私も家賃を出してもらっていたので、警察から色々話を聞かれて大変でした。
家賃も滞納されていたので最後は自腹で払って引っ越すことに。パパにはお世話になっていたので、散々な目にあったというよりは同情のほうが大きかったですね」
おわりに
どんなに羽振りの良いパパでも、散財ばかりしていてはいつかお金はなくなってしまうもの。今回、2人の女性からまったく対象的なエピソードを聞きましたが、パパの本質をしっかり見抜くことがパパ活成功の鍵でもあります。
その場の羽振りの良さだけでなく、自分が信用できる相手なのか、自分のビジョンのためにしっかりサポートをしてくれるパパなのか、見極めることが大切だと思います。