Shingo Leeの常時×情事⑤ 【悪用厳禁】ナンパ男の心理学①ー相手を知らぬ間に納得させる

 

コラムライターのShingo Lee(シンゴリ)です。


 

「よう!ねえちゃん、暇!?」

「俺らと一緒に遊ぼうよ!」

「や、止めてください~!」

 

ドラマや漫画に出て来るナンパ男はこのようなナンパをしてくるので、すっかりナンパ男のはガラが悪い人だと思われがちですが、実際、こんな声の掛け方をするナンパ師はいません。

 

実際、どのように道端で出会った女性をホテルに誘うのか?そこにはナンパ師に伝わる心理テクニックがたくさんあります。

 

ちなみに、その心理テクニックとは、全くその気がない女性をホテル行きたい状態にさせるような催眠術ではなく、少しずつジワジワとそのような気分へ誘導するような「ちょっとした心理テクニック」の寄せ集めだったりします。

 

あくまでも、快適なコミュニケーションを「少し滑らかにするだけ」のものですが、有効にご活用いただければ幸いです。


 


コンストレイントメソッド(制限法)

 

まずは想像してみてください。

業務終了の定時まであと30分のオフィス。

 

あまり得意ではない上司に「お前、今日の定時後、暇か?」と突然訊かれたあなたはどう思いますか?

 

「飲みの誘いなのか!?2次会まで飲み会に付き合わされて、家に帰れるのは12時回る?」という最悪のケースを想定し、どう断ろうかと思考を巡らせつつ、そのあとで「でも、ちょっと次のキャリアに繋がりそうな仕事の話なら断るとまずい・・・!」と断れない方がいいのでは?という思考が巡ったりで、不安と混乱、ストレスでいっぱいになると思います。

 

ストリートナンパでも、声をかけて話を聞いてくれる女の子はけっこういますが、そこから飲みに誘ったり移動するのはなかなかハードだったりします。

 

突然、女の子は見ず知らずの男に「今から飲みに行きましょうよ」と言われたところで、苦手な上司に声を掛けられたのと同じで、「変なところに連れ込まれたり、めんどくさかったりしたときにどうしよう」と不安と混乱、ストレスでいっぱいになってしまいます。


 

ナンパ男がそんなときに使うのがこの「コンストレイントメソッド」です。

 

「僕、友だちと20分後に待ち合わせしてるんで、10分くらいしかないんですけど、今からそこのHUBで1杯だけサクっと飲もうよ」

 

と言う風に、どんなに苦痛だとしても「20分程度の損失」、「1杯飲めば帰れる」とハードルが下がる条件を提示することで、ついていきやすくなるのです。

 このように「時間」や「回数・個数」を小さく制限することでハードルを下げるのが、「コンストレイントソッド(制限法)」です。


 

 これは先ほどの上司と部下のやり取りにも使えます。

 

 部下に今日の定時後の予定を訊くときに、コンストレイントメソッドで話を掛けることで、スムーズに会話をすることができます。

 

 「今日の定時後だが、今後のプロジェクトについてのお前の意見を聞きたいから、10分時間を取れないか?」と訊くと、先ほどと異なり、部下も不安や混乱やストレスを感じることなく、解答することができますよね。
 

 みなさんはP活女子とバイバイするまでの時間を引き延ばしたい時とかに使ってくださいね。

 「駅まで1本道で帰ると5分だけど、10分だけ散歩してから帰ろうよ」というゆうふうに使うと、相手もも同意しやすいことでしょう。



 

ダブルバインド初級編

 

この単語自体は知っている人も多いと思いますが、意外と使われ見ると気づかない方法でもあります。

 

ひとは無限に回答がある中から答えを選ぶオープンクエッション(何、どのように、誰、いつ)の質問より、限定された選択肢を選ぶクローズドクエッション(AかBのどっち?、3つの中ならどれ?)の方が解答しやすいというものです。

 

あらかじめ、自分にとって都合の良い選択肢だけを並べて、その中から選ばせる方がものごとを進めやすいというものです。


 

デートに誘うときも「次のデート何日が都合良いですか?」だと相手の都合を気遣っているようですが、誘われた相手にも様々な優先順が発生するため、スムーズに応えづらいものです。

実は「次の水曜日と木曜日ならどっちが良い?」と絞った方が答えやすいし、スムーズなのです。

 

これはナンパでもセックスに誘う前段階でよく使われます。

「これから2人で過ごすなら、そこのホテルと俺の家、どっちが良い?」の2択で誘う方がぐっとセックスしやすくなります。

 

いやいや、そんな2択にしただけで、女の子がホイホイ付いていかないでしょ!?と思われると思います。
もちろん、催眠術でも洗脳術でもありませんので、「この男、絶対ないわ!」と思われてたら、いくらダブルバインドを使っても無理です。

しかし、今夜抱かれても良いか、揺れているぐらいの相手については効果はあります。


 

パパ活で身近そうなのだとディナーやプレゼントですかね。

オープンクエスチョンで「何が欲しい?」と訊くよりかは自分の予算にあった商品を自分で挙げて「クローズドクエスチョン」にしたほうがエコですよね。



 

ダブルバインド応用編

 

実は、ダブルバインドの本質は単に「クローズドクエッション」にするだけではありません。

さらなる上級テクニックがあるのですが、そちらは皆さんが使われても自覚できていない可能性があります。

 

それは「前提を操るバインド」です。

2択のダブルバインドの上級テクニックです。

 

例えば、服屋でジャケットを見て悩んでいると、店員がやってきて「そのジャケットお似合いになると思いますよ。
もし、値段で悩んでいるのでしたら、同じお色のこちらのジャケットはどうですか?」と似たものを持ってきて、気が付いたら「最初に見たジャケット」と「提案されたジャケット」の比較になっており、「買うか、買わないか」から、「どっちが良いか」へとすり替えて、どちらに転んでもどっちかのジャケットを買ってしまうように誘導されていたりします。

 

これを見て、「あれがダブルバインドだったのか!?」と思った方もいらっしゃる筈です。


 

ダブルバインドとはよく「A」or「B」の2択を提案して、選択肢を縛る方法と思われがちですが、前提条件をすり替えるところにあります。

 

質問の前提条件に自分の伝えたいメッセージを入れて、そのあとに質問を入れることで「仮定」した前提条件を脳内に「当たり前のこと」として刷り込んでいくのです。


 

ナンパで使われる手段で、付き合う前にセックスすることを当たり前のように刷り込むことで「私、軽い女じゃないから」というグダ(拒否反応のこと)を事前に潰すというテクニックです。

 

「付き合った後、セックスの相性が悪かったからって別れよって言う男、アリだとおもう?ナシだとおもう?」

これは「アリ、ナシ」の2択の形式をとっていますが、前提条件として「付き合った後、セックスの相性が悪いって悲劇的な状況だよね」という前提条件を刷り込むのがメインの会話になっています。

 

「ナシ」と答えれば、「だから、付き合う前にセックスの相性を確かめるのって大事だよね」という肯定をしてトークできますし、「アリ」という解答でも「将来、相性のいい人と一緒にいることが大事だから、相性を確認するのって付き合う前でも後でも良いよね」という風に肯定していけます。

 結果として、どっちに転んでも期待通りの展開になる「ダブルバインド」になっています。

※そもそも前者の「ナシ」派が圧倒的です。



 

日常生活で使うなら、「僕たちが仲良いのって、同じ映画が好きだからかな?」という感じで、前提条件に刷り込みたい内容を入れて、使うと良いです。

「僕たちって仲いいよね」と言うと、心の中で「本当に?」という気持ちが芽生えますが、前提条件の中に入れ込むことで、論点がズレるのですっと「僕たちは中が良い」という前提が入ってくるのでオススメです。


 

今回は以上になります。

【悪用厳禁】なので是非、約束は守ってくださいね。

 

この記事のView数が良かったら、もっと色んなテクニックを紹介したいと思います。そのつもりで「ナンパ男の心理学①」としました。

 

あまり反響ないようでしたら、潔く辞めるつもりですので、もっと知りたいよ!という型は、Twitter等SNSで拡散していただけると嬉しいです。

 

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