君の縄 ~Sの気持ち~
ご挨拶
はじめてコラムを書かせていただきます。千葉支店の香月まどかと申します。
最初は上品と言われていたものの、現在では騒がしいだの食いしん坊だの言われております。
もう良いです。そっとしておいてください。
さて、わたしの世界に入りましょう…
縄との出会い
以前、友人とハプニングバーに行くことがあり、そこで縄師(以降師匠)に出会ったのでが始まりです。
カウンターに座ってお酒を飲んでいたところ、店員さんから「Sですか?Mですか?」と聞かれ、ハプバーでM=死と思った私はとっさに「Sです」と答えました。
それから友達とお酒飲んで会話に華を咲かせていたら、後ろから
「きみSらしいね。女性のSは珍しいよ!俺が教えてあげるね!」
と、師匠(イケメン)からお声をかけていただき、その後みっちり3時間つきっきりで汗だくになりながら縛り方とムチの打ち方を覚えました。
途中からあまりの大変さに、これは仕事なんじゃないかと思うほどキツかったです。
師匠「亀甲縛りだけしか出来ない奴はまだまだ。後手縛りが綺麗にできてこそ本当の縄師だよ」
とのことで、後手縛りを見せてもらったんですが覚えられませんでした。めちゃくちゃ大変だし難しい。こんなの出来ない。
それから師匠は色々な女の子を縛りに呼び出されるから需要あるんだなってよくわかんないことも考えてました。
得たもの
なにを一番得たかって、SってめちゃくちゃMのこと考えてるなってよく分かりました。
縛るのだってMが痛くないように縛るし、ムチだって良い音が鳴るけどMが痛くならないように打つし、きめ細やかな気遣いの塊です。
Mは何されるかドキドキして待つだけだから楽だなぁって。
(こっちは汗だくでお前のために頑張ってるのにイヤイヤ言うなバカヤロウ)
結論
Sは怖そうに見せてるだけで実際相手のことを考えて動いてる優しさの塊です。逆にMの方がワガママだなって思います。
なのでMの人は、もっとSに感謝する気持ちを忘れちゃダメです。
でも、Mの気持ちを考えて動いてないSも失格です。優しくいじめてあげてください。
最初のコラムからとばし過ぎた気がしなくもないですが、こんな香月を呆れずに見守って頂けると嬉しいです。
今後も千葉支店をよろしくお願い致します。