お金がもらえて華やかな生活ができる愛人。
マンションを与えられて港区に住んで、この上なく最高!
そんな愛人生活を、私は2年でやめました。
この記事では、愛人をやめた理由について紹介します。
【私の愛人データ】
□期間:丸2年間
□形態:一人のパパ様専属
□お相手:中小企業の社長
□受け取った金額:役員の年収くらい
Contents
■愛人をやめた理由5つ
愛人をやめた理由は5つあります。
少し抽象的なものもありますが、"お金をもらえて贅沢できる愛人をやめたい"と思った理由を知ってもらえたら嬉しいです。
①スケジュールの自由がない
「愛人、やめようかな…」と思い始めた理由に、スケジュールの不自由さがあります。
愛人をしてた頃は正社員との掛け持ちでした。5日間フルタイムで働いていたから、せめて休日はしっかり休養を取りたい。
でもその願いは叶わず、土日休みも常に彼のスケジュール優先で2年間を過ごしました。出張や接待など、社長である彼のビジネスシーンに伴うのは有意義な時間ではありましたが、とにかく自分だけの自由な時間がない。
・行きたい時に買い物に行けない
・好きな時に出掛けられない
・休みたい時に休めない
・彼に確認を取ってからじゃないと動けない
会社のトップである彼の愛人をすることで得られる「贅沢な経験」や「学び」に
「体力的なしんどさ」「息苦しさ」が勝ったとき、
”自分の時間を自由に使う権利が欲しい”と痛切に思うようになりました。
②友人と会えない
私が愛人を始めたのは大学を卒業して1年経つか経たないかの頃。大学からの友人とも、まだまだ遊びたい盛りです。
パパ様は私の交友関係に対して慎重な方でした。
それゆえ、野放しで「遊んでいいよ」とは言ってもらえず、愛人していた2年間で私の友人関係はどんどん希薄に。仲の良い女友達とも疎遠になっていく寂しさは、いくらお金をもらっていても埋められないものです。
大好きな友人に会えないという当時の状況は、まちがいなく愛人をやめる理由の1つです。
③贅沢な生活が止められなくなった
愛人をすれば
・お金をもらえて
・港区に住めて
・贅沢な暮らしができて
・好きなだけ買い物できて
・タクシーも乗り放題
……なんて幸せ♡
それはたしかに事実です。
でもこの贅沢な暮らしは、"まったくの他人"であるパパ様頼みのもの。
どんなに贅沢していても、ときどきフッと頭を過るんです。彼がいる間はいいけれど、もし急に別れを告げられて自分ひとりで生きていかなくなったとしたら?月に40万前後を使っていた当時の生活を維持するのは不可能です。
それまでの生活水準を下げることって簡単ではありません。贅沢な生活が止められないのであれば、それは"彼と暮らしていく選択肢しかない"と自分に宣言しているようなものです。他人に経済の大動脈を握られた状況って、本当に幸せと言えるのか…?
愛人を継続することの不可能さを感じるまで、そう時間はかからなかったような気がします。
④割に合わない
愛人って
・時間
・体
を相手に提供をすることです。加えて
・スケジュールを管理される
・交友関係を制限される
といったことに対する我慢という副産物も、私の場合挙げられるでしょう。
これらをすべて合わせて考えたとき、
”はたしてこの愛人という立場は、自分の提供物に対して割に合うのだろうか?”そう思うようになりました。
私が愛人をしたのは25歳から27歳まで、放っておいてもある程度は楽しめる(であろう)女の華の時期です。
何かを手に入れる時に「コスパがいい」とか「悪い」といった言い方をしますが、まさにそれですね。
自分が置かれた"愛人"という立場のコスパは、決して良くない。そう思ってから、急速にやめようと思い始めました。
⑤自分が何者か分からなくなった
愛人をしていると、
"添え物"である私の肩書きって変わるんです。
同伴した接待の席では「会社の子」
収録スタジオでは「ディクター見習い」
その他いろいろありました。
何だか次第に、”私って、いったい何者なんだろう”と思い始めてきます。
定期的にお金を渡されて、借りて貰った港区のマンションに住んで、
でも気心知れた友人には好きなように会えず、
彼と一緒に行く先では得体の知れない紹介をされる…。
ぜんぜん大丈夫!という方もいるのかもしれませんが、私の場合、だんだん精神的に不安定になってきて。
一見きらびやかなように見えても、実は孤独感と虚無感に苛まれるのが愛人だったりします。
■まとめ
以上、愛人をやめようと思った理由を挙げてみました。
今思えば、「自分の人生を切り売りするに値しない」そう思ったとき「愛人、やめよう」と決心がついた気がします。
華やかな生活、ただよう優越感、そんなものをすべて振り切るまで、愛人を始めてから2年の時間を要しました。
今となっては、いい経験です。
パパ活や愛人をしようとしている/している方にとって、なにかご参考になりましたら幸いです。