2019年4月16日
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すみれのパパ活物語~後編~

卒業!学生キャバ嬢


キャバクラでのアルバイト期間を大学卒業までと決めていた私。

大学4年の3月、私の学生キャバ嬢生活は幕を閉じました。

そこそこの人気と売り上げではあったものの、貴重な人生経験を積むことができ、本当に良かったです。


実際に働いてみて思ったのは、売り上げを作ることの大変さでした。

キャバ嬢=稼げる仕事と思っていましたが、しっかりと稼げる人には理由があるのだと痛感。

自分の考えの甘さにも気づかされたいい経験となりました。


学生キャバ嬢卒業日、私を慕ってくれるパパも駆けつけてくれて普段以上に盛り上がりました。

普段では入れてもらえないような高いシャンパンやフルーツ盛りは、今までに感じたことのない最高の味わいだったのを覚えています。

そしてパパから「これからもよろしくね!」と一言。

学生キャバ嬢を卒業した私には、未知の世界であるパパ活が待っていたのです。
 

パパ活スタート


初めてのパパ活は、正直かなり緊張しました。

パパとは同伴で食事をしたりデートもしている間柄だったとはいえ、お店なしのお付き合いは初めてだったからです。


パパとの契約はメールで行いました。

月額10万円でデート」ただこれだけ。

キャバクラ時代からの付き合いということもあり、あっさりとしていました。

最初は「本当にくれるのかな?」と疑っていたところはあったものの、パパからは約束されたお手当を渡されたのです。

自分の中で貰い過ぎだと感じたときは「今月はお手当いらないから!」と返したこともありました。


パパと会う回数は月に2回ほど。

キャバクラ時代と変わらず、買い物・食事といったデートが中心でした。

ちょうど私が社会人となったこともあり、パパには慣れない仕事の愚痴をたくさん聞いてもらったことも多かったです。

私のスーツや名刺入れなどは、全てパパにプレゼントしてもらいました。


仕事で成功しているパパのセレクトしてくれたアイテムはワンランク上のものばかりで、同期だけでなく先輩からも「オシャレだね!」と言われるほど。

周囲にはパパ活をしていることは言っていませんでしたが、今思えばもしかしたら感づかれていたかもしれません(笑)。


パパからのお手当もあったおかげで、学生キャバ嬢時代の生活水準を落とすことなく生活を送ることができました。

学生キャバ嬢時代よりもカジュアルで居心地が良く、まるで友達のような関係。

体の関係も求めてこないパパの紳士さに、私のほうがクラっとしてしまいそうでした。
 

パパとの思い出


パパとは定期的に会っていたのですが、その中でも思い出深いデートをご紹介します。

そのデートとは、原宿&渋谷デートでした。

デートに至ったきっかけは、パパの何気ない一言の「なんか面白いことしたいよね!」でした。


私なりに考えた結果、パパが経験したことがないであろう原宿&渋谷を20代の目線で案内するというものだったのです。

この提案をした時、パパは大笑い!「超楽しそうじゃん!」と言ってくれました。


パパとの原宿&渋谷デートで行ったことは…

・クレープを食べる

・人気のパンケーキ屋さんに並ぶ&食べる

・プリクラを撮る

・100円バスで原宿→渋谷へ移動

・エンタメ系居酒屋へ行く


学生みたいなデートプラン!


でもパパとしては今までに体験したことがなく、すごく新鮮だったようです。

こんな体験したことないよ!」とはしゃぐパパ。

終始ニコニコなパパの姿を見ると、私も嬉しい気持ちになりました。


エンタメ系居酒屋で食事をしている時、パパはこう言いました。

本当に面白かった!これからもずっと一緒に遊ぼうね!

私はもちろん「うん!」と返しました。

これからも面白そうなデート考えるから!」と、パパに伝えたのでした。
 

パパとの別れ


パパとの関係が4年ほど続いた頃、私自身に結婚を意識する男性が現れました。

結婚はしたい、でもパパ活はやめたくない

良いところだけを取りたい私のワガママな気持ちに、どのように折り合いをつけたらいいか、ずっと悩み続けていました。


そしてパパとの関係が5年目に差し掛かろうとしたタイミングで、パパ活を終了することを決意したのです。

…ですが、パパに直接別れを告げることはできませんでした。

今まで応援してくれたパパ、友達のように楽しい時間を過ごしてくれたパパ。

一切体の関係を持ち出さずに紳士的な対応を常に取ってくれたパパ…、私にとっては感謝しかありません。


結果私が取った行動は、パパの連絡を無視することでした。


5年近く連絡を取り続けていたパパでしたので、しつこく連絡が来るかと思ったのですが「どうした?元気か?」と着信1件のみ。

この連絡を最後に、パパとの関係を終了したのです。


想像以上にあっけなかったパパ活。

でもきっとこれは、パパが私の変化に気づいたからこそ取った行動だったのだと思いました。

逆にしつこく連絡が来ていたらパパを嫌いになっていたかもしれません。

パパの取った行動は、二人の楽しかった思い出を美しいまま残してくれたのでした。


パパとの関係を解消した後、残念なことに結婚を意識した男性とは破局。

今もパパ活をしていたら「パパ聞いてよー!」と愚痴っていたことでしょう。
 

パパ活をして思ったこと


私はパパ活という経験をしてよかったと思っています。

周りの友達よりも生活水準があがりますし、色々と経験ができるからです。

パパ自身も社会的に地位が高く、知識も豊富!

パパに色々と教えてもらうことも多かったです。

今思えばパパとお別れしたのはもったいなかったかもしれません…(涙)。


最近ではパパ活ブームということもあり、需要と供給が共に高くなってきています。

私も素敵なパパを見つけられたら、またパパ活をしたいと思っているほどです。

私の体験談を読んでいただいてお分かりの通り、パパとの関係次第では友達のような付き合いもできます。

もし少しでもパパ活に興味があるのであれば、チャレンジしてみたほうが良いでしょう。


是非この機会に、パパ探しをしてみてくださいね。


おしまい

Writer: 
元大学生キャバ嬢、現在コラムニスト。 「会話と雰囲気でパパを盛り上げる」をモットーにパパ活をスタート。 パパ活のアレコレをお伝えします!

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