愛するひとの定義
愛してきた貴方様の存在を
他者に伝えたいとか自分で納得し説明がつくように
彼氏
夫
旦那様
ご主人様
元カレ
愛人
パパ活のパパ
援助交際
不倫相手
浮気相手
などと該当する言葉を模索し、脳内理解をする為に言葉の意味を検索して…
いろいろ調べてはみましたがそれは私の本心としては不本意であり、いまある「単語」に当てはめるのはとても難しいことだったと思うのです。
「私は貴方様を愛してます。」
世間に説明できる言葉が見つからないだけ。
ひとそれぞれからの誤解や偏見を持たれたくもないのだから、わがままよね。
「貴方様との交際については絶対に誰にも言わないし言う必要もないもの。」
妄想
「究極の大人の交際を知りました。」
交際クラブでは、一生のうち 「たった数時間の出会い」で終わることもあります。
その数時間、未熟ながら精一杯の誠意と愛でこたえられたら
なんて素敵なひとときでしょうか。
ふたりきりになった空間で、なんともいえないぎゅっとしたぎこちない緊張が身体中をめぐり
各々の日常では重なり合うことなど有り得ないお互いの時間が少しだけふれて
そして絡まってしまったの
精巧にほどこされたキラキラ輝くか細いチェーンのビンテージネックレスを、ゆっくり丁寧にそろりそろりと壊してしまわないよう一緒に解きほどいてゆく
そんな緊張感に似ていて
首すじから背中へ…
頭の先から爪の先までそっとなぞりながら触れ合う
からだ全身の疲れがばらの花びらみたいにはらりはらりと一枚一枚はがれ落ちてゆくような感覚
「ああ、食べられてる」
「我慢できないよ…」
「貴方様のお褒めの言葉を頂くと誇らしい気持ちになりますの」
恥ずかしくて、心の中でつぶやいて、貴方様と丁寧に向き合い
ふたりだけでいられる空間とはかない時間が大好きです
ひとりひとりそれなりに役目が終わり墓場までもっていくの
記録を残すことなく
切なくて甘酸っぱいいちごの香りに少しのトッピングシュガーなお味
貴方様の名前は…忘れていくのかしら
頭の中の記憶
大人の交際の「覚悟」なのでしょうか
どれだけ愛して愛されたとしても、最後まで公的な場ではお披露目することのない「大人の交際」という世界感があるのを
あれから随分と時が経ってから知りました
「私にとっての大切な愛方(あいかた)」
母の優しさ
もう随分前の平成のこと。
母から頼まれました。
「お仕事でとても良くして頂いた〇〇のMさんなんだけどね。彼女のNちゃんとは不倫なのよ。仲良く2人でいつも顔出してくれてたの。Nちゃんは仕事ができるとても賢い子でね、MさんとNちゃんはおおかたもう30年以上の付き合いなのよ。」
「そーなのぉ⁈」
「うん。NちゃんのマンションにMさんが帰っていてね。一緒に暮らしてるの。Mさんは本妻のとこには寄りつかないのよ。○△□×しかじかあってね。」
「それはMさんも悲しかったね。」
「実はNちゃんのお母さんを、私は知ってるんだけどね。あの子は一生独身で本当にいいのかなっていつも心配していて、結局50歳になったのかなー。まだ独身を通してるのよ。でもね、披露宴だとか葬式だとか、公の場で同席することは許されない関係でしょ。だからね最初で最後かもしれないから、頼まれてくれない?お願い!」
わたしは2つ返事でこたえました。
「うん、わかった。お母さんが望むなら私たちの披露宴におふたりを招待するね。」
「Mさんはとてもお偉い方だから、肩書きは伏せてお母さんの友人ということでおふたりに参加して頂こうね。2人とも喜んでくれると勝手に思うの。ただ同じ業界の方もいらっしゃるから分かってしまうかもしれないけど、あくまでも私たちプライベートの友人ということでね。」
Mさんの彼女のNさんはとても素晴らしい着物姿で奥ゆかしく、Mさんと仲睦まじく参列してくださいました。
「見ようによってはかなり地味な方にも見えてくるわ。あんなに控えめなNさんが、あの大組織の秘書なのね。」
私は、MさんとNさんが普通の老夫婦にしか見えないなぁと、見た目だけの感想でその日は終わってしまいました。
当時は、MさんとNさんお2人に対する母の深い友愛を知るよしもありませんでした。
交際クラブはどんな所?(勝手に考察編)
さまざまな学問の中から、今回は「交際クラブ」を市場ととらえて少し真面目に経済学を学習しながら考察してみることにしました。
市場を考える際に必要な目安として「標準的経済学」があります。
そこでの極端な想定から申し上げますと「男性も女性も合理的で、損をすることを選択しない人」が経済学でいうところの正しい人。
ロボットのように感情を持ち合わせていないような人です。
経済学では「常に損をしない、自分中心的行動が全てな人をモデルとする」
"基準となる人" がいます。
しかし「交際クラブ」という市場は、お互い出会ってみないとわからないという性質の「情報の非対称性」があります。
であれば、リスクが高いので経済学視点で "基準となる人" は入会しないのではないか?
ビジネスとして成り立ち難いのではないか?と疑問に思いました。
ではどうして大きく成長しているか?
もしかしてお金を考える「市場規範」ではなくてモラル的な「社会規範」からの視点で成り立ってきたのが「交際クラブ」ではないのか?
勝手に仮説を立ててみました。
社会的規範とは
喜ばせることが嬉しいという「利他性」
ケチと思われるのが嫌な「プライド」
暖かく満足感のある「正義感」
社会規範とは、上記のようにボランティア精神や優しさなどの感情とも複雑に絡み合い、人の歴史から積み上げられてきた人間の本質から成ると定義されています。
「交際クラブ」を「社会的規範」からの視点であればビジネスが成り立つという仮説をたてましたが、実際には社会的規範が変われば変化する場所なので、そうも簡単に語れるものではないなと考えます。
ですから「交際クラブ」のあり方を社会規範を用いて考察するにしても、ある程度長い年月の研究が必要です。
考察素材
勝手に考察素材として「匿名質問箱」を毎日拝見しています。
出会えた男女ひとりひとりの個性的な心というものは、交際クラブの「匿名質問箱」で明確に押し計れるものではなさそうですね。
しかし、交際クラブは標準的経済学で計算できるお金とは違い「人を扱う」ものなので、匿名質問箱の中でコミュニケーション学習していけばある程度のリスクマネジメントができ、コミュニティなりの社会規範が出来上がっていくのかなぁとまじめに考えています。
ただ、通いあう心というものについては数学のように100点を導き出せない事柄なのですから「匿名質問箱」で質問される方も、解答が出せそうにない質問をしすぎないように、丁寧にひと呼吸おいてから質問しなければいけませんよね。
関わるみなさんで、明日のマナー作りをしていけたらいいですね。
モラルハザード
交際クラブサイトの匿名質問箱がざわついておりましたが、経営者が悩まれるモラルハザードの問題が生じてしまったのですね。
考察していく中で、この交際クラブの規模を成長させる際「社会的選好が、お金中心である女性」に対して「交際クラブ」を宣伝するといくのは、時として間違うのではないかと結論付けました。
例えば「お金が簡単に稼げると安易に伝えるパパ活」は前述のように「リスクを取らないカネカネした経済学的指向の強い女性」に誤解を与え、クラブからみると望ましくない方をたくさん集客してしまいます。
その場合「間違った情報で彼女たちを集客した」ということになります。
みなさんがそれなりの覚悟をもって入会される「社会的規範の行動力高い交際クラブ」という場所は「常に損得勘定で考える自己中心的な男性様、女性様」にはふさわしくないのかもしれません。
私的結論
「アフィリエイトで稼ぐ方」や交際クラブにおかれましては広告掲載で "慎重に" 交際クラブとはどんなところ?の説明を補足して頂く。
クラブ面接担当者様はより丁寧に "どのような考えで真剣に運営しているかの説明" を具体的に加え、男性様 女性様にご理解頂けたら採用される。
すると精度高くマッチングされ、女性が真っ向からカネカネ要求することも少なくなり、精神的大人のコミュニケーションが育まれ、匿名質問箱もざわつかず、秩序が保たれるのではないかと感じました。
未来の会員様へ
(未熟な子どもたちが閲覧したとして)
お金を稼ぐのは簡単ではありません。
まずはお金について勉強をしてください。
人がやらないことを人のために一生懸命考えて、人のために命(時間)を削って真剣に稼いだ「対価」がお金です。
お金は「お金単独」では貴女のもとへはやってきません。
お金は物やコト(その方なりの大切にされたい貴重な経験)の「対価」です。
大切に扱って、よく考えて、お金を将来の自分のために使ってあげてください。
※エピソードI へ続く