2018年9月15日
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七瀬結のパパ活セミナー、「私は上に乗ります!」と壇上で四股を踏んだ彼女に惚れた夜

はじめに

パパ活で1億円稼いだ女、七瀬結氏。彼女はどんな人なのか、自分の目で確かめてみたい!

そんな好奇心に突き動かされ、8月22日、東京文京区のサンクチュアリ出版で開催されたセミナーに参加した。

テーマは「パパ活専門家が教えるデートの楽しみ方」。

会場に到着した時、倶楽部スタッフから「コラムで思う存分ぶった切って!」とライター冥利に尽きるお言葉をいただいたが、その時点ではセミナーについての執筆意欲は全くなかった。

だって、他に書きたいことが溜まり過ぎている。書きたいテーマだけで15以上ある。

優先順位も決まっている。書きかけの記事もある。

しかし今回、その優先順位をひっくり返してまで「七瀬結」について書きたくなった。
 

第一印象

(ん?この人がパパ活で一億円?)

最前列のお客さん達と会話をしている七瀬氏を観察しながら、私はちょっとだけ不思議に思った。おでこ全開のお団子ヘア、黒縁メガネにパンツスーツ。どうみても、地味でまじめそうな人だ。

(一億円ってほんとかな?)

しかし講演が始まると、彼女のもつカリスマ性に一気に引き込まれた。



(本当かもしれないぞ…?)

 

七瀬氏はシュガーベイビーに何を教えているのか

「デートの楽しみ方」がタイトルだ。決して「どうやってパパからたくさん貢いでもらうか」ではない。そこは誤解してはならない。

序盤で注目すべき話題は2つ。

  • パパ活の目的(男女の違い)を知ろう
  • 相手に期待すること(男女の違い)を知ろう

この2点で、一般的なパパ活男女が考えていることが全く違うのだということがわかる(むしろ体感していたが、言語化されると改めて考える良い機会になる)。

両者の目的と期待が満たされれば、男女ともにハッピーである。

そうすれば交際は長く続いていくのではないかというのが、七瀬氏の経験から得た知見。

そして、両者がハッピーになるにはどうしたらいいのか?ということに、論点は流れていく。
 

出会いを大切にしよう

出会いはたった一度。その一回の出会いを大切にし、モノにする力をもってこそ、パパ活のスタートラインに立てる。

初対面では、相手の見た目(持ち物、服装、身だしなみ)などに騙されず、相手の中身を見抜くことが大切である。

見た目が不潔でも、最初からシャットアウトせず、まずは人間性を見る。

むしろボロボロの服を着ているような人のほうが、太パパになってくれたりするという。

また、場数を踏んでいくと、自分と相性が良さそうな人はすぐに分かるようになるそうだ。
 

相手への敬意、感謝の気持ちを忘れない

自分の要求だけを押し付けず、相手の気持ちを考えた対応をしようと七瀬氏は言う。

「いやいや、それは誰と接する時だって当たり前のことでしょ?」

と私は思った。

だけど、ここで七瀬氏が敢えて言わなければならない理由は、パパ活が少し上手くいくようになって勘違いしてしまった女性たちは、この一番大事なことを忘れてしまう。

相手のことはお構いなし、自分のワガママを通す。

さらに、やってもらって当たり前、お金をいただいて当たり前、という考えになってしまっては、魅力は半減する。

結果、パパから「また会いたい」と思ってもらえなくなる。

私は、いままでのパパたちとのやり取りや、トラブルや、別れを思い出した。

自戒の念を込めて言う。相手への敬意、感謝の気持ちは忘れてはならない。

人間は、調子に乗ると大事なことを忘れてしまう生き物だ。毎日毎日の振り返りが必要かもしれない。
 

他の女性との交流、懇親会も盛り上がる

七瀬氏の講演が思いのほか興味深かったので、追加料金を払って懇親会に出席した。

ケータリングが出るのかな?と思いきや、乾きものと缶ビールと缶チューハイとジュース。

普段全く飲酒しない私は、ひたすら茶を飲み、スナック菓子をいただくことになった。これは唯一残念だったこと。
 

懇親会に残ったのは8人、七瀬氏、間宮緑氏、渡部みゆ氏、参加者5名。

女性たちからの相談は…

  • 逢わなくなってから1年も経ってるのにまた連絡してきたパパがいる。理由も目的も理解できず嫌悪感がある。今のところ放置しているが、罪悪感もある。どうしたら良いか分からない
  • パパのファッションがラフすぎて一緒に歩くのが恥ずかしい。パパにどう話したら良いか
  • パパの手の爪が伸びてて(アソコが)痛い。どう話したら良いか
  • 豪華なホテルに泊まるくらいならラブホ宿泊にしてもらい、その分お手当を増やして欲しい。どのように交渉したら良いか。

これらの問いに対する七瀬氏の回答については、その場の質問者の雰囲気から七瀬氏の発言の一言一句まで、すべてを正確に伝えられる自信がないため、執筆を控えることにする(さすがに録音まではしてないし)。
 

Rachelは、臭い対策について質問した。

R「口臭がひどい人とも付き合っていましたか?」

七「口呼吸でお付き合いしてました」

R「口呼吸だけで対応できない場合も…例えばキスしたら自分の口まで臭くなるし(これホント)…舐められたら全身臭くなるし」

七「キスが苦手なキャラになります。身体の臭いは気にしません」

…お、おお。…恐れ入りました!弟子にしてください!
 

七瀬氏の魅力を分析

七瀬氏は女の私でも惚れるほど、魅力たっぷりの女性だった。

講演・懇親会での様子を通して、私なりに彼女の魅力を分析してみる。これこそがパパ活を成功させる秘訣かもしれないから。
 

魅力1:物事のポジティブな面に着目し、表現する

例えば、流れで騎乗位になったとする。

一般的に考えてみると、

  • 好きでもないオジサン相手に、張り切ってるみたいに見えるじゃない…
  • スキモノに見えたらイヤだな…
  • 何で私が頑張らなきゃいけないのよ…
  • 疲れる…
  • 大して気持ちよくもないし…

など、どこまでもネガティブに考えることができるだろう。

でも、「お金貰ってるから仕方ない、やりたくないけど乗るか…」という感じで乗るわけだ、例えば。

一方、七瀬氏はどうか。騎乗位について語った七瀬氏は、

「避妊具が付いているかどうか自分で確認できるからいい」「筋トレにもなるし」と、壇上で満面の笑みを湛えて四股を踏んだ。

長い脚がバッと開かれる様は圧巻で、ダンサーのようなカッコよさがあった。

七瀬氏には、物事のポジティブな面に着目し、それを表現する力がある。
 

魅力2:感情表出のコントロール、他者性の成せる業

前項でネガティブな感情として例えた項目は、

「自分が相手からどう見えるか(カッコ悪いのは嫌)」「自分が疲れる(面倒くさいのは嫌)」

という自分のことだけを考えている思考だ。

こんな風に自分のことだけを考えてしまいがちな私たちが、七瀬氏レベルに達するためにはどうしたらいいのか?

私には、七瀬氏が、まず『相手の立場で考える=他者性をもつ』癖がついているように見えた。

どうしたらお相手がハッピーになるか、それに対して自分は何ができるか。

セミナーに参加した私たちについてもそうだった。私たちが何を求めているのかを徹底的に考えている。

まず相手の立場に立って考え、一人ひとりの気持ちを受け止め、話す内容の真意を考え、一つひとつの質問や疑問に的確に、そしてポジティブに答えていく。

相手の幸福の先に、自分の幸福があることを知っている。それが七瀬氏だ。
 

魅力3:母のような包容力、菩薩レベル

懇親会での様子を観察していて感じたのは、七瀬氏が常に笑顔で人の話を聴き、話の要所要所で大きく頷くこと。

たいていの場面で、質問するほうは、「こんな変な質問していいのかな?」と思うわけだが、七瀬氏はそう思わせない。

何を言っても受け入れてもらえるという安心感がある。

菩薩のような、そして、母のような温かさと包容力を感じる。
 

魅力4:なんだかやる気にさせてくれる

挑戦を楽しみ、試行錯誤を続けてきた七瀬氏。

その試行錯誤をギュッと凝縮した彼女のコメントをきいていると、「もしかして私にもできるかも?」と思えてくるから不思議だ。

「楽しい」「幸せ」「(お金が既にあっても)お金のために頑張る(でもカネカネしない)」という思考。

ああ、できるかも、タヌキ顔の熟女でも!
 

おわりに

セミナーに参加して、すっかり七瀬氏のファンになった。

宣伝してくれと言われたわけでもなく、自主的に執筆した今回のコラム。

書きながら、そして書き終わって感じたのは、「彼女について書くことができて幸せだ」ということ。

不思議な感覚だ。私に幸せを与えてくれる七瀬結氏を、今後も追いかけていきたいと思う。
 

ちなみに、セミナー参加費3,000円、懇親会1,500円也。全部で4,500円かかったけれど、その価値は充分ある。

「もうパパ活なんて嫌じゃ!」と思っているシュガーベイビーには、ぜひとも参加してもらいたい。

直近では9月20日に次のセミナー(男女対象)もあるそうだ。(ちょっとだけ宣伝してみました。自主的に)。

おしまい



Rachel

Writer: 
発想力と愛嬌で世を渡り歩く40代既婚会社員。2017年9月からユニバース倶楽部の外部ライターとして執筆中。趣味は乱読。読書の守備範囲は恋愛小説からビジネス書、学術論文まで多岐にわたる。パパには絶対に明かさないが、実は東大卒。

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