こんにちは!リーフです。
表向きはマイナスイオンを振り撒き、頭の中は毎日エロで溢れる、実は高所得のアラフォー女子です。
ロマンチックな話ばかり出来ない私。
いい子ちゃんに腹が立って仕方がない日もある。
ダメンズと結婚して決して羨ましくない生活をしているお友達を、心の中でうすら笑い、どこか下に見る。
性格悪いな、私。
こんな最近の私ですが、引き続きなぜかパパ活は順調です。
今回は、以前書かせて頂いたアウトドアデート編のパパさんとの、公衆の面前で堂々デート。
in the city編です!
パパは開業医
月に2.3回はデートを重ねるようになった、アラフィフ医師のパパさん。
毎回デートはsex~お食事、もしくはお食事~sexという、シンプルでわかりやすいデート。
大体は予約してくれているホテルのロビーあたりでお茶したあとにお部屋に行くのですが、最近はパパさんが買って来てくれるケーキをお部屋で頂く新しいカタチにハマり中です。
センスも良くて、私の好みを知り尽くしたセレクトに脱帽です。
最近気付いたのですが、パパさんのお洋服や靴も好感度高めのさり気ないブランドでオシャレだなと感じることが多いのです。
わりと有名らしい開業医さんのため、スタッフさんや患者様の目を気にして普段は街中をウロウロしないようにしているのですが、とある一日は何だか違いました。
課された約束
この日のデートは、予め私に課された決まり事が2つ。
・華やかなファッションで来ること
・お泊りセットを持参すること
待ち合わせからして、いつもと違ってあえて人目につく場所を指定。
もう、不思議で仕方がありません。
あえて目立っちゃおう!的な感じかしら。
私は普段から見た目は品格を重んじ、付けるアクセサリーは一点豪華主義。
基本的に可愛い系よりカッコイイ系のファッションが多く、ヘアメイクもしっかりめにするため普段からどちらかと言えば目立つ方だと思います。
この日はお泊りセットにパーティファッション。
目立って仕方がない。もう、大変です。
どこに行くかは秘密にされていましたが、パパさんと交流があるような方々とのパーティに同席するのかな?と、なんとなく想像はついていました。
終始緊張で変な汗をかいてしまった私。
何百人もの前でプレゼンをするあの緊張感とはまた違い、リアルにドキドキしていました。
予想的中!
予想は的中し、私はパパさんが出席するパーティに同席することになりました。
いつもと違うスーツ姿のパパさんは、すごくカッコ良くてドキドキしてしまう。
普段からスポーツもされているため、少し筋肉質でスタイルが良く、顔もクール系でモテるタイプ。
医者でこの見た目はずるい!と素直に思ってしまう。
私は、パパさんに見合うためにと考えた、滅多に着ないシルクのハリのあるFOXYブラックドレス。
靴は、大好きなマノロ・ブラニク。
パパさんが好きそうなエロさが漂うピタピタの膝上丈にするか迷いましたが、膝下Aラインの女性らしいシルエットのワンピースで大正解!
シルクの光沢は、胸・腰・お尻のラインが印影ではっきりと出るので、意外にもエロいんです。
パパさんからは、何度も可愛いと褒めて頂きました。
想像は出来ていましたが、どうやら開業医仲間の1人がまた新たなクリニックをオープンするとのことで、そちらのオープニングパーティーに出席することがこの日のミッションでした。
私のこの日の肩書きは「秘書」。
バレバレもいいところです。
なんとパパさんはこの日のために、私の名刺を作成してきておりました。
それを渡されてサッサと自分の名刺入れに収め、本来の自分の名刺を隠しました。
秘書か…。秘書って、何だかエロくてドキドキする。
みんなどんな目で見るだろう?
「絶対秘書じゃないでしょう!」
とか、
「先生、あんな秘書いたんだー」
とか?
色々想像したのに、調子抜けするくらい、パパさんはパーティに顔を出して会場を一周回ったら
「さぁ、行こう!」
とポンと私の肩を叩いて颯爽と先を歩き始めました。
私はパパさんの後ろをやや早歩き。
10センチヒールで早歩きは普段からしているので、わりと平気です。
ホテルは絨毯だから、たくさん歩いてもあまり疲れないんです。
「あんなパーティは、来たよ、来たからねというフリでいいんだよ」
と…
あら、それならこの名刺はいらなかったんじゃあ…
1枚くらい、誰かに渡してみたかったな。
嘘みたいな綺麗な名前の、偽名だけど。
パパさんとの思い出に取っておく品が、またひとつ増えました。
5つ星ホテルで
パーティー会場のホテルからパパさんの車に乗り、別のホテルへ移動。
いつもデイユースで使うホテルより、少しランクの高い5つ星ホテル。
夜景も綺麗で、大人のラグジュアリーな雰囲気を存分に楽しめるホテルです。
「ここ泊まってみたかった~!」
とはしゃぐ私の口を、部屋に入るなりキスで塞いできました。
「待ち合わせ場所に立っている君の姿を見ると、パーティーどころじゃなかった。我慢出来なかった。早くここに来たかったんだ。」
いつもすぐに元気いっぱいになるパパさんの下半身が、いつもの倍は硬い。
喋り方も息づかいも荒々しく、動物的。
普段のキュートさが残るパパさんが、野生的になる瞬間。
これは、私にとっては最高の興奮材料です。
「最後までこのドレスを着たまま、靴も脱がないままでいてほしい」
と言うパパさんの希望を丸呑み。
履いていたストッキングは片脚だけ脱いで、淫らな姿のままで、曲が2曲終わるかどうかの時間内にTHE END。
シャワーを浴びずに始めてしまったのは、アウトドアデート以来2回目でした。
まだ火照る身体をどうしようもできず、2回目を期待しましたが、その日はそのまま寝てしまいました。
衝撃の朝
次の日の朝。
かなりの晴天。
朝までパパさんと一緒にいるのは初めての朝でした。
朝って、顔も浮腫んでいるし髪もぐちゃぐちゃになるし…女性にとっては男性に見せたくない姿ですよね。
私は朝のその状態をパパさんに見られたくないし、素で現実に戻るお泊りデートは避けたいところでした。
なのに、この日はなぜか心配していたような緊張感もなく、リラックスした状態で迎えたあっけらかんとした朝でした。
朝から鳴り続けるパパさんの携帯が気になってはいましたが、出ないとなると仕事ではない。
「家族…かな」
メイクをしながらも気になるパパさんの動向。
パパさんは、携帯を持って、出て行ってしまいました。
耳を澄ます私。
ドアのすぐ向こう側で誰かと話すパパさん。
5つ星ホテルの割にドアが薄いのか、パパさんの声が大きいせいなのか、ホテルが静かすぎるせいのかわかりませんが、とにかく会話が丸聞こえ状態。
「おはよ~。今日は何しゅるんでちゅか?僕ちゃんが帰るまで、おとなちく待っててくだちゃいね~」
。。。
。。。?
そのあとの会話は、静寂無音で頭の中にずっとキーンという音が鳴っているような感じで、何にも入ってきませんでした。
え?
え!!
えーーー!!
「………。」
声が出ない…
私は固まりました。
メイクをしている指も、少し震えました。
赤ちゃん言葉で話すパパさんに顔面蒼白になりながらも、頭の中で電話の相手を冷静に想像する。
愛人?
奥様?
子供?
ペット?
この、どれかです。
私は頭の中で、先程の会話を巻き戻し。
「僕ちゃんが帰るまで」
と、パパさんは言っていました。
小学生のお子さんが2人いらっしゃいますが、子供に「僕ちゃん」とは言わないし、小学生相手にいくらなんでも赤ちゃん言葉は使わない。
パパさんは帰る家がいくつもあるの?
それとも奥様に赤ちゃん言葉?
わからない、、、
どちらにしても、気持ちが悪い。
声のトーンも、異常でした。
とにかく私は知りたくなり、そのあとパパさんがお風呂に入ってる間にいけないとわかっていながらも、ガラケーの着歴を見てしまいました。
もちろん、良心が咎めましたが。
衝撃が走りました。
電話の相手は、奥様。
どうしよう…
なぜ、奥様?
まさか苗字がパパさんと同じで、実は愛人とか?
そうであってほしい。
でも違う。
パパさんはちょっと珍しい苗字だし、以前名前の由来の話をしていた時に、変わったお名前の奥様が話題に上がったから。
確実に、電話の相手は奥様。
頭の中はぐちゃぐちゃに。
私とはノーマルなsexをするパパさんなのに…
奥様とは赤ちゃん言葉…
何だか自分の立場が、わからなくなりました。
クールでカッコ良く、程よくキュートさも残るバランス抜群のパパさん。
仕事で手術が続いていた日に会うと、疲れた雰囲気が何とも言えなくセクシーで、心底癒してあげたいと思わせるオーラが漂うパパさん。
こんなパパさんには、赤ちゃん言葉で話せる仲良しの奥様がいらっしゃいました。
しかも、きっと私より何倍も癒せる力があり、私より様々な能力が何倍もお高い最強の奥様が。
自分の髪を乾かす力も湧かず、ただただボー然としてしまった、衝撃的な朝でした。
この日頂いた両手プラス片手のお手当の使い道は、いつも友人と行くレストランでドンペリとシャンパンでも開けようと、心に決めました。
これから先は、このパパさんとは会う自信がないかもしれません。
こんなにもショックを受けるなんて自分でも意外でしたが、こちらのパパさんとのこれからのことは、改めてじっくり考えていきたいと思います。
夫婦には、本当に色々な形があるんですね。
赤ちゃん言葉で甘え合う夫婦でも、浮気はするようです。
新たな発見でした。
この私のショックは、一体誰がいつ癒してくれるでしょうか。
今回も長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。
リーフ