私は、パパ活をする前は、正直相手の事なんでどうでもよかった。
それこそ、自分さえ良ければよい?的な考えが強かった。
例えば、自分の予定が合わなければ必ずNOと言ってしまう人間と言ってしまえばそれまで。
なんで、私が相手に合わせる必要があるの?といつも疑問だった。
自分が、スケジュール的に合わなければ無理。
でも、結局それだけではすまなかった。
これが、年齢と共にエスカレートすると酷い事になる。
例えば、前もってスケジュールが合わないから約束が相手とできないレベルであれば100歩譲って良しとしましょう。
しかし、あまりにも自由になり過ぎると、ドタキャンまで気持ち的にOKになり始める。
後からした約束の方が、自分に都合が良いと言うか、楽しそうであればそっちを優先。
自分がされて嫌な事を平気でしてしまう人間だった。
だから、いつも周りにいる友達は、類友ばかり。
私が、そう言う性格だから当たり前のように以下の事が起きる。
・自分がした約束を相手に守ってもらえない。
・相手とのスケジュールも当日まで現実になるかわからない。
・周りは、チャラい人ばかり。
・ノリだけでなんでもすませようとする。
私が自分を客観的に見ても、酷い有り様だと思えたレベル。
所謂、子供ですよね。
そもそも、自分が約束をしっかり守れていないので、相手に強くも言えないし相手からの約束も当然守られない。
当たり前の話。
そして、相手の立場になって物事を考えてないので、自分が約束を破られる事には我慢ができない。
自己中心的過ぎる。
今でも思う。
スケジュールにしてもそう。
ドタキャンをし過ぎて、周りは諦めモードだったし、似た感じの人間ばかり集まるので自分も相手を信用できなくなっていた。
言ってしまうと、いつの間にかチャラい人ばかりが周りにいた。
だから、結局真面目な話ができない環境になっていた。
所謂、全てに置いて社会不適合者だったと今なら、はっきり言える。
でも、パパ活を初めてパパと出会ってから何もかもがわかった。
そもとも、パパ自体私より相当歳上。
その時点で、気を遣うのが当たり前。
当初から、それを心がけていたし、自分にパパを満足させてあげれるか?不安で一杯だった。
そう考える所までは、順調だった。
しかし、皆さん既にご理解されてると思いますが、急に身に付いてない事をしろと自分にムチを打っても駄目なわけで。
わかっていても、行動ができない。
時間は、ルーズで遅れちゃうし、パパとの約束に間に合うように用意をして出かける事ができない。
時間を守る事自体考えた事がなかったからです。
パパとのスケジュールもそう。
自分に合わせる努力が足らず、何度も予定がたてれずなんて事も多々あった。
そして、何度もパパから契約の打ち切りを告げられた。
当然、自分に何が足りないか?わかっていたし、直さないとパパ活は成り立たないと理解もし始めていた。
正直、パパ活は私に向いてないかも?と逃げ出そうと思った時期があった。
でも、その時一人の素敵なパパを交際クラブで紹介してもらった。
そのパパは、私のルーズさなど何一つ怒らず笑って見過ごしてくれた。
正直、心が痛かった。
それで、本音をパパに話すと、心が痛いと思っただけでも進歩だと思うよ?と言ってくれた。
心が痛い=思いやりを持っていると言う事だよ?とも言ってくれた。
なんか、自分がその時なんて恥ずかしい事を、今までしていたんだと本当に心の底から思えた瞬間でした。
今振り返っても、お恥ずかしい話なんですけどね。
そこで、自分が相手にやられて嫌な事をノートに書いて、一から直して行く努力をした。
パパとの約束の時間にしてもそう。
一時間前には、着くように支度をしたし、逆にパパが喜ぶように手土産を持参したり、プラスで色々考えるようにもなっていた。
そうすると、いつの間にか自分のルーズな癖や、自分の要望ばかりを言う癖も含め自然に消滅していた。
だって。相手が喜ぶようにと癖を付けると、自然と自分の駄目な部分の真逆の行動だったので、パパが喜ぶ=基本が学べてるに繋がっていたからです。
そこまで、行くのに3ヶ月くらいかかりましたけどね。
パパは、本当に辛抱強く見守ってくれていたと今でも感謝している私。
もし、パパ活をしていなければ、こんな当たり前の思いやりすら持たないで、私は歳を重ねていたでしょう。
今考えても恐ろしい話。
そして、思いやりをどんどん持ってパパに接していると、普段のプライベートの友達とも素敵な関係が築けるようにもなった。
周りの友達にも変化が出た。
今まで、類友と言ってしまえばそれまでかも知れませんが。
そう言った適当な付き合いは、一切無くなった。
逆に、しっかり約束が守れる友達が周りにできるようになり、当日までスケジュールがわからないなんて事にはならなくなった。
少しは、社会適合者になれたかな?とはその時思えた。
もし、私の過去と同じ環境の子がいたら是非パパ活をして欲しい。
同世代だと学べない、一つ上の思いやりを持つ心を、持つ事ができるようになりますよ。
それに、思いやりは、必ず女性にとっては、必要不可欠な要素だと私は今なら思える。
だって、思いやりの無い人に幸せって来ると思いますか?
私が良い例です。
絶対に来ません。
ってか来なかった。
それに、相手への思いやりの気持ちは、必ず自分への財産としていつか戻ってくると思っている。
それは、確かな物じゃないかも知れない。
でも、現状パパに思いやりを持って接していると必ずそれ相応のお返しがある。
別に、損得勘定で言ってるわけではない。
GIVE AND TAKEという意味で言っている。
恩をもらったら恩で返すというもの。
これも私がパパ活し始めて知った事ですけど、品がある方は、絶対恩を仇で返す事をしない。
必ず、何かしら恩は恩で返してくれる。
特に、私の経験上にはなりますが、パパになる男性の大半がそんな感じです。
もしかすると、余裕があるからかも知れない。
でも、思いやりをストレートに受け取ってくれるのって女性からすると嬉しくないですか?私は、素直に喜べた。
パパとは、そういう存在だと私は思っている。
まだ、パパ活をした事ない子には是非この気持ちをわかって欲しいし共感もして欲しい。
もう、既にパパ活をしてる子は経験済みじゃないかと思う。
中には、変なパパもいるかも知れないけど、私は今の所出会っていない。
運が良かったのかも。
でも、一つ言うなら、思いやりを持ってなかった私に指摘すらしてくれなかったパパも居たので、もしかするとそれが変なパパだったのかも知れない。
思いやりって持つとこちらも心に余裕ができるので、パパ活の中で学べて良かったです。
2021年1月13日
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Writer: 嶺 久美子
交際クラブを初めて知った時の衝撃は凄かったです。そこから、ずっとのめり込んでいます。女性目線からのリアルを発信し続けます。
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