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常識が通用しない人たち
2年前のYahoo!ニュースの記事「火がないから安全…ではない!電気ストーブや電気こたつの火事、どう防ぐ?」の冒頭に、こんな一文があった。
“いろいろな暖房器具の中で、電気ストーブや電気こたつは「火を使わないから安全。火事にはならない」と思いがちですが、これらが原因の火災は毎年発生しており、亡くなった人もいるそうです。”
私はこの一文を見て「バカかw火事になるわ!」と嘲笑したのだが、どうやらこの社会には本当に電気ストーブのことを「火を使わないから安全。火事にはならない」と思っている層がいるらしい。
常識が通用しないというか、「足りない」層というのは一定数いて、残念ながらここ交際クラブの世界でもそれが確認されることがある。匿名質問箱はその多数観測地であり、「サイトに書いてあることを質問してくる者」「最初から喧嘩腰で見えない敵と戦っている夢遊病者」「長い文章と漢字が読めない者」など様々である。
もう2年も前になるが、質問箱に
「昨年仕事をやめてお金に困って、検索してこちらのサイトを知りました。顔立ちは可愛い、綺麗と言われてきましたが、正直、いまは身の回りに気を配るお金さえありません。年齢は40歳ですが、すっぴんで20代後半から30代に見られます。こんなわたしを(こんな年齢ですが)育てて下さる男性を募集しても、お相手は見つからないでしょうか。また、面接に行く綺麗な服装もなく、ラフな格好になってしまいますが、面接通過する可能性は無いでしょうか。本当に困っています。お返事頂けたら助かります。」
という質問が投稿されたことがある。
ダメ押しで「太ってしまい、持ってる服が着られなくなってしまいました。」という文言も付け加えて。
もうなんというか文章の最初から最後までツッコミどころ満載で、これが日本社会の貧困の象徴かと嘆息をつきそうになった。(もちろん真面目に仕事をしているのに貧困に陥っている人もたくさんいらっしゃいます)
しかし、義務教育を経てだいぶ年数が経ってもなお、公的扶助や社会の仕組みがきちんとわかっていない人はいる。
ブランドもの買えないとか、旅行行けないとかそんなレベルじゃなく、上の質問のように「いまは身の回りに気を配るお金さえありません」というくらい経済的に逼迫している女性が選ぶべき選択肢は、少なくとも交際クラブではない。ましてやパパ活アプリなんて論外ではないかと個人的には思う。
収入が最低生活費に満たない人のための公的制度「生活保護」
生活保護制度は、貯金や土地・車などの資産、働ける能力、年金、親族からの助けなどを総動員しても生活が苦しい場合に利用できる。
食費、光熱水費などの生活扶助はもちろん、医療費支払のための医療扶助、
出産扶助や葬祭扶助もあるというのだから驚きだ。
住んでいる地域の福祉事務所(なければ町村役場)に相談・申請して手続きができる。
生活保護を申請すると、収入や親族、働けるかどうかについての調査が行われ、申請から2週間以内には受給可否が決まる。
正直、貴女が働ける状態なのであれば受給できる可能性は限りなく低い。世間一般から見たらこの人は受給対象者ではないのか?という人が、いわゆる「水際対策」で追い出されるのは生活保護制度ができてから絶えず起きていることだ。
しかし、働いても先が見えない、適切な働き口がないという場合は、臆せずとにかく申請に行くことをおすすめする。
失業から再就職までの生活費は「失業保険」
この情勢で失業した女性も多いと思う。
受給条件は下記。「自己都合退職」の場合と「会社都合退職」の場合で異なります。
・失業保険の受給条件(自己都合退職の場合)
<正当な理由で退職した場合>
離職日以前の1年間に、雇用保険の被保険者期間が6カ月以上ある
<自発的な理由で退職した場合>
離職日以前の2年間に被保険者期間が12カ月以上ある
なお、「正当な理由で退職した場合」の「正当な理由」とは配偶者の転勤同行や家族の介護、疾病などで通勤・就業が困難になった場合を指す。
・失業保険の受給条件(会社都合退職の場合)
離職日以前の1年間に、雇用保険の被保険者期間が6カ月以上ある
住んでいる地域のハローワークで求職の申し込みを行ってください。 1週間の待機期間を経たあとから手当が支給されます。
公的制度を利用するまでもないけど、今月はお金が厳しい!そんな時どうする?
上記で紹介した生活保護や失業保険を利用するほどじゃないけど、今月はお金が厳しい!なんとか手許にお金が欲しい!という人もいるかと思う。
そういう人には以下のやり方がおすすめ。
各方法の詳しいことは各々で調べてください。公的制度と違ってここでの説明は必要ないでしょう。
下記の方法(特にバンドルカードやクレジットカード)で凌いでいる間、ユニバース俱楽部に登録してオファーを待ち、頂いたお手当で請求額を支払う。それがいいだろう。
・「バンドルカード」「Paidy」などの後払い可能なカードを利用する(オススメ)
・クレジットカードを利用する
・「メルカリ後払い」で日用品や食料品を探して購入する
・給料日払いの仕事を探す(都市部なら『タイミー』というアプリがオススメ)
・質屋でブランド品を売る(ノーブランドの服も美品であれば買い取ってくれるところもある。100円とかそれくらいですが…)
以前ある大手の質屋に7,000円ほどで購入したマークジェイコブスのSNAPSHOTを持っていったところ、10,000円ほどの値段が付いた。
せっかく買ったものだからとブランドバッグを溜め込んでいませんか?下手したらメルカリで自分がつける値以上に買い取ってもらえるので、思い切って利用するのも一手である。
なお、クレジットカードのショッピング枠の現金化は横領罪にあたるため違法である。「クレカ現金化」で検索するとさも「私達違法じゃないですよ~」みたいな顔でクレカ現金化業者のサイトが出てくるが、利用したらお縄です。そこまではいかなくともクレジットカード会社との重大な規約違反なので、そのカードが利用停止になり「今月の支払をしのぐ選択肢」の一つが消えるので絶対にやめてほしい。
【既に交際クラブでパパがいる女性向け】パパに前借りを頼みたいとき(ただし最終手段?)
既にパパがいる女性は、男性に前借りをお願いすることを検討している人もいるのでは。
こんな↑見出しをつけってしまったながらも、パプワは一度も前借りをお願いした経験がない。もちろん、今月のお金ちょっと困ったなという時はしばしばあるのだが、「もうこれは前借りを頼むしかない!」というくらい逼迫したことがないからだと思う。
銀行や消費者金融などからお金を借りると年利14.0%~18.0%ほどの利子を払わなければならないことが多いが、個人的なお金の貸し借りの場合は「利息付きで返して」と言われる可能性が低い。
ただし見知った仲の人にお金を借りる場合はきちんと言うべきことを言いするべきことをしないと、貸主との人間関係が悪くなってしまう。
「前借り」って要は「次に会った時に頂くはずだったお手当を今ここで前もって頂く」ということでしょ。だから通常の「個人間の借金」とは違って借用書を作るまではしなくていいかと思うが、上から目線や無礼にはならないようにしつつ「なぜわざわざ前借りが必要なのか」を真摯に伝える必要がある。
間違っても「ブランドものを買い過ぎて~」とか、「エステに行き過ぎて~」とか、同情どころか嫌悪感すら生むことを言うのはやめたほうがいい。たとえブランドものの買い過ぎが真実であったとしてもだ。下手すれば切られます。
利息代わりと言ってはなんだが、何かお菓子でもお酒でもちょっとした文房具でもいいから、「先日、前借りで頂いてしまったときのお詫びです」と次回持参すると、感謝の気持ちが伝わると思う。
人に頼むことに抵抗があるなら、カードローン
パパや家族にお金を借りることは、その後の対人関係に影響する可能性はゼロではない。
そういう場合は、銀行・消費者金融などの業者からお金を借りるのが得策。
これも同じく各々で自分に合っていそうなカードローンを調べてみてほしい。
カードローンは契約期間中、利用限度額の範囲内であれば繰り返し借入できる。また、ローンといえば高い利息のイメージがあるが、無利息期間を設けているカードローンもあるからよく調べることだ。そして、お金に余裕があるときに繰り上げ返済すれば総返済額が安くなる場合がある。
とはいえこちらも、なるべく「最後の頼みの綱」くらいに考え、決して「今月ちょっとお金足りないから借りよーっと♪」というコンビニ感覚で利用するのは絶対に避けたい。
調子に乗って活用しまくると後で雪だるま式に恐ろしい請求額が積もっているのが、クレジットカードとカードローンというものだ。(※経験済み)