ここ、ユニバース俱楽部女性向けコラム「Cinderella」の「Sex」カテゴリを確認してみたところ、ことアダルトな話題に関してはあまりあからさまな内容のコラムが少ないということが分かった。
あったとて「生中出しの危険性」「ホテルで身を守るために」とか、やはりリスク管理に関するコラムが主である。
そんなわけで躊躇しつつも今回のテーマはフェラチオである。
フェラの魅力
好きな人の勃起したペニスを口に含んで味わい感じることほどの喜びは他にない。
うっすらしょっぱいのは我慢汁が出ている証拠。それに気づくと喜びは倍になる。
個人的にはスーツ姿でチャックだけ開けてそこからペニスが覗いているのがいい。
中には単にペニスをしゃぶるだけの作業になってしまいがちな女性も少なくないと思う。
そもそも男性と違い女性は男性のカラダそのものに興奮するわけではないからだ。
しかし、一見同じに見えるペニスでも人によって気持ちいいと感じる場所・舐め方触り方は違うし、もちろん形や大きさも異なるので、フェラ一つとっても相手のペニスに応じて工夫が必要になる。
ここをこうすると相手は気持ちいいんだという確信を得られれば、今までは単純作業であったプレイも楽しくなると思う。
男性の性感帯を知る
思春期の頃から毎日オナニーをしまくってきたような人の場合、概してそれなりに強い刺激を自分のペニスに与えることに慣れてしまっているので、口でちょっと舐められた程度では気持ちいいと感じない。
基本的な性感帯は、カリ、亀頭本体、先っぽの尿道周り、裏筋、竿本体、そして上級者向けですが睾丸。
ちなみに私は性に関してはそれなりに興味関心を抱いてきたほうだが、アナルには全く興味がもてない。
「便が出てくるところ」という認識が強すぎて、そこにペニスを入れるとか、ましてや人のそれを舐めるなんて有り得ない。
という個人的事情でアナル舐めについては省略。
上記のようなペニスの各部位を舌で徐々に攻めていくと(いきなりズブズブと舐めるより少しずつ大胆にしていくのが良いです)、必ず相手が感じるポイントがあって、なんらかの反応を示すはず。
思わず「んん…」「ああ…」と喘ぎ声を漏らしたり、「気持ちいい…」と言う人もいる。
中には快感に反応して、括約筋が収縮してペニスや肛門がビクンと一瞬動く場合もあるし、一番わかりやすいのはやはり竿が硬くなること。カラダは正直ってやつ。
そう言った場合はその箇所が性感帯である証拠。
もちろん同じ箇所ばかり攻めていると興奮は弱まるので、ほかの場所も攻めていくことが大事。
片手で乳首を触ったり睾丸を優しくさわさわするだけでも興奮は高まります。
また、心理的な面では「こんなに尽くしてくれてる」「こんないやらしいこともしてくれるんだ」と感じて、愛情も高まると思う。
焦らして興奮を高める
さて、これはセックスに関して余裕のある上級者向けですが、フェラの際にはいきなりペニスを咥えるのではなく、身体のあらゆるところを愛撫したり舐めたりして刺激し、フェラ前の前戯に時間をかけるといいです。
先ほども書きましたが乳首。乳首を舐められると気持ちいいから好きという男性は結構多い。中には乳首を舐めると身体全体でビクンビクンと激しく反応する人も。
「早くしゃぶって欲しい」という相手の気持ちをあえて焦らすのです。逆で考えてみましょう。
キスや着衣でのボディタッチでじんわり濡れてきた女性器、今すぐにでも指マンorクンニをしてほしい!という時に、優しく太腿や乳首を舐められたら…いきなり局部を攻められるよりもますます濡れてくると思う。
体中をこれでもかというほど十分攻めまくって、あわや我慢汁が目に見えて溢れるくらいのフル勃起に持ち込むことが大事。
ちなみに私なりのマストの順番ですが、乳首を舐め→睾丸さわさわ→優しく手コキ→先っぽから少しずつ舐める→唾液をたっぷり出して音を立てながらフェラ という感じ。もちろん男性の反応や状況によって臨機応変。
これは何度でも言うが、相手が乳首で感じる人かどうか確かめるためにも、最初に乳首を舐めることは大事だと思う。
感じる相手だった場合はしばらく乳首を舐めて相手の気持ちを高めつつ、徐々に全身に展開する。下半身だけでなく首筋や耳も有効です。
乳首で感じていないようであれば、それ以上はやめておきましょう。感じない部分を攻められると退屈してしまい高まった気分も落ちるのが人間というもの。
相手が自分の好みで抵抗がなければ、脇の下もなかなかの穴場です。
女性でもそうだが、脇の下を激しく舐められると思わず喘ぎ声を漏らしてしまう人は多い。
こうして下半身以外の部分を攻めている時ですが、たまにペニスの上から軽く体重をかけて圧迫したりして反応を見るのもアリ。
ただ、やっぱりできるだけペニスには触れないようにしておくのがいい。うっかり変な体重のかけ方をして萎えさせてももったいないし。
下半身を攻める
下半身を舐める時は片手または両手を留守にすることなく、絶えず手を使ってあらゆる箇所を愛撫することが大事。
例えば、太腿に舌を這わせながら睾丸を軽くさわさわする、もしくは舐める、など。
睾丸を舐める場合は、太腿裏やふくらはぎを中心に優しく手で触れると尚良いです。リラックス効果もあります。
さて、次はいよいよペニス本体。できるだけ優しく、軽く竿にキスをしてから舌で少しずつペロペロと舐めていく。
そしてようやく最後に亀頭をくわえ込む。
あまり慣れていない人だと歯を当ててしまうことがあると思うのですが、これは結構痛がられるので気を付けましょう。
特に大きなペニスだと、奥まで咥え込もうとすると歯が当たりそうになってしまうと思うので無理そうなら奥まで咥える必要はない。
ペニスを咥え込んだら、舌をしっかり使うことを意識する。
咥えた状態で竿や裏筋に舌を這わせ、大きい、しかしいやらしい動きで舌を動かす。口元を固定したまま頭を上下に動かしてピストン運動をする。ずっと咥えたままだと口が疲れてくるので、そんな時は亀頭やカリを舌でベロベロと舐めまくる。
フェラの時には男性側が腰を振ってくることも多いと思います。そういう時は相手の動きに任せ、歯を当てないよう意識しつつ舌をうまく当てるようにするといい。
手淫で射精させる
経験上、フェラだけで射精まで至る人はあまりいなかった。そもそもセックスありきの前戯としてのフェラがほとんどで、射精はセックスでしたいという男性が多い。
そしてどうしてもフェラでイカせたいなら最終的にはどうしても手コキせざるを得ない。
どれくらいの強さで握り、ペニスのどのあたりを握ればいいのか、これまた人によって違うので、その人にあった手コキのやり方を一発でというのは難しい。
いずれにしろ基本的に最初はあまり強く握らずに優しく手を添えて、様々な持ち方で握ったりしごいたりと順番に試してみて、相手が気持ちよさそうなやり方を見つけるのが無難。
当初は私も男性が気持ちいい手コキとはどういうものかわからなかった。
なので、そういう時は相手に自分で手コキを実演してもらっていました。
「どういう風にすると気持ちいいの?」「自分で触ってみて」とお願いして、軽く実演してもらう。
それを観察すると、ペニスのどの辺をどんな感じで握り、どれくらいの強さで刺激しているかが何となくわかります。その後、それを真似してみる。
オーソドックスに手全体で握ってしごくのが好きな人もいれば、亀頭を中心にこねくり回すタイプの人もいたり、いろいろと個性があります。
射精の瞬間!
射精の直前は勃起している竿が一層硬度を増し、全身の筋肉も硬直するので、相手の体に触れていれば何となくわかる女性も多いのでは。
この際のポイントは、「発射」されるのを確認してから手コキの強さを徐々に弱めていくこと。
これまた上級者向けですが、乳首が感じるタイプの男性の場合、手コキしながら乳首も刺激してあげると快感がさらに増す。空いてる方の手で乳首を刺激しつつ、余裕があれば口でも刺激するといいと思う。
キスが好きな男性の場合は、抱き合って逆手で手コキしながらキスをするのがいいでしょう。濃厚だと尚良し。
私も手でイカされながらキスもされるのがとても好き。ただ、イっている顔を見たいという人のほうが多いので、あまり経験はないけど。
そして射精し終わった後は、手コキはそこで終わり。射精が終わっても手コキを続けると快感より痛みや不快感が上回り、せっかくの余韻が失われてしまいます。
でも番外編として、もう何度かセックスしていて親密な関係であれば、あえて手コキを続けてSっ気を出して反応を見るのもプレイとしてアリ。
まとめ
フェラが苦手という女性は結構多い。これはまずもって男性器に対して興奮を覚えにくいのも大前提ではあるが、それのどこをどうすれば気持ちいいのかが分からないのも「楽しくない=苦手」になる大きな原因である。
今回書いたような性感帯を攻めれば、多くの男性は気持ちよくなること間違いない。
男性側の興奮度が高まれば結果的にセックスの満足度も向上する。
さほど難しいテクニックは必要としないので、ぜひ参考にしてほしい。