「セックスよりも、お金の方が尊い」「一生愛人」パパ活女子の本音インタビュー
ユニバース倶楽部の会員様に、インタビュー協力いただいた著書『ルポ パパ活』(彩図社)が2022年11月29日に発売になります。
今回は、その本の中から、一部抜粋して「パパ活女子の本音」をお伝えしたいと思います。
今回紹介する女性は……
今回お話を伺ったのは、現在、既婚者のパパと半分同棲しているMさん。北海道出身の31歳で、透き通るような肌をした、目鼻立ちのくっきりしたお人形さんのような美人です。
小柄で清楚、アナウンサーのような知的な上品さも兼ね備えています。
風俗のお仕事も経験したことがある彼女だからこそたどり着いた、「お金」や「パパ活」への思いを教えてもらいました。
これまでのパパ活歴
「交際クラブに登録して7年、これまでのオファー数は30人くらいです。
交際クラブの男性は、2、3回でなんとなくフェードアウトすることが多くて、続く人は年単位。今一緒に暮らしてる彼はもう4年ですね。
彼とは、初回のデートで食事して、ホテルに行きました。それで、次も会いましょう、また次も会いましょう、と続いて行って。
お互いこんなに好きになると思わなくって、本当にこんなことあるんだって意外でした。ここまで深い関係になると思ってなかったです。
付き合い始めて1ヶ月後くらいに私が携帯落としちゃって。2、3日連絡が一切できなくなった時に、すごく動揺して、寂しかったみたいです」
パパと親密になった理由
その頃、ちょうど私の誕生日が近かったんです。私、1年の中で自分の誕生日が一番嫌いで。世の中で自分が一番必要とされてないって実感する日だったから、一番嫌いだったんです。
そんなこと、その人に言ってなかったけど、お祝いをすごくたくさんしてくれて嬉しかったんです。
パークハイアットのジュニアスイートみたいな部屋を用意してくれて、高いシャンパンとか、そういうことをされたことが無かったから嬉しくて。尽くしてくれるなーとか感じるようになりました。
それから旅行とか、向こうの出張に一緒に行くことも多くなって。『もう少し良い所に住みなよ』とか『運転免許も取りに行ったら? 北海道戻ることあったら持ってた方がい良いでしょ?』とか、なんかすごいお世話をしてくれたんです。
これまで交際クラブでたくさん紹介してもらいましたけど、ここまで色んなことしてくれる人はいなくて。どんどん好きになって行きました」
風俗で学んだこと
Mさんは北海道の高校卒業後、就職のために上京。アパレルのショップ店員をしていましたが、体力的に辛くて退社。住んでいたのは会社の寮だったので住むところが無くなり、引っ越し資金と生活費を稼ぐ為に風俗で働くことに。
「最初に飛び込んだのが吉原の中級店です。歩いていける距離のところにシェアハウスを借りて1年くらい働て、昼間は別に事務のバイトもしてました。
ちょっとずつお金貯めて一人暮らし始めて、池袋のホテヘルで働き始めて。1年くらい頑張ったんですけど、正直、池袋稼げなくて。それで、交際クラブに辿り着きました。
私、仮に愛人というかパパのことを好きじゃなかったとしても、一緒にいる時間は、目の前のパパを好きでいる自信があるんです。
『この時間はあなたしか見えてない』っていうのを、きちんと伝えることができれば良いんだなっていうのはソープ時代に身につけたのかもしれませんね」
風俗と交際クラブの違い
「風俗と交際の違いは、交際クラブでは、嘘かもしれないけど、大事にされてるんじゃないかなっていう感じがするんです。丁寧な扱いっていうか、男性も女性を喜ばそうと色々してくれるじゃないですか。
正直、パパ活って楽っちゃ楽なのかなと思います。どっちもやった自分の実感だと、風俗の方が大変だと思います。今だともう、風俗はできないなと。
交際クラブで紹介してもらってデートすると、1日1人とか、多くても昼デートして夜デートとかそのくらいじゃないですか。でも、風俗って普通に、1日4人とか5人とか相手するんです。
そしたら、性行為に対して、そんな尊いものとか思わなくなりますよね。作業みたいな」
「愛」と「お金」「将来」について…。
「愛とかってすごい重要だって思うけど、愛は目に見えないし変わっていくから。取って置きたくても保存して置けないじゃないですか。
でも、お金って貯めて置けるし、使いたい時に使えるし、愛とか性行為より、お金のほうが尊いって思っちゃう。セックスが尊いというよりお金の方が尊い。体よりお金の方が尊いって感覚がものすごく強いです。
交際クラブで知り合うパパ達は皆、優しくしてくれるけど、結局家庭もあって奥さんもいるから、不安しかないです。貯金は500万円あるけど、それだけじゃ全然安心できない。もう30過ぎてるし、貧乏キャラは通じないし、将来には不安しかないです。
いつかは結婚したいけど、彼は離婚する感じはないし、私の親にも電話して、『ずっと面倒みる』とか言ってくれるから、一生愛人もアリかなとも思うし、それしかないかなという気もしてるんです」
「ルポ パパ活」、ユニバース倶楽部様にもご協力いただきました。今回紹介したのは、Mさんへのインタビューのほんの一部。男女会員様のインタビュー多数です。よろしかったらご覧ください。