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【ご質問】
生でしたがる男の心理がしりたいです
ちなみに既婚者子持ちみたいです!
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【回答】
吉原の高級ソープより、キャバクラの方が高い。
特に水商売をする女性には、この言葉を覚えて頂ければ幸いです。
モデルや芸能人と見紛ごうレベルの女性、それどころか本当にモデルや芸能人もいるソープであっても10万円も払えばセックスをすることが可能で御座います。それが良いか悪いかは別にして、それが事実であるということに変わりは御座いません。
一方でキャバクラはどうでしょうか。ちょっと羽振りをよくすれば2時間で10万円など軽く吹っ飛びます。その気になれば一晩で100万1000万を吹っ飛ばすことも難しくはないでしょう。
確実にセックスが出来るソープより、99%セックスが出来ないキャバクラの方が料金が高い。酒の原価の問題では御座いません。高い酒を飲むためにキャバクラに行くような人間などこの世には存在しないのです。キャバクラで何十何百という金を吹っ飛ばすのは、彼らがソープよりもキャバクラに多くの価値を見出しているからに他なりません。
それではその価値は一体なんでしょうか。
私はそれが肯定感であると考えております。
単純に性的快楽を得たいだけならばキャバクラなんて行く必要は御座いません。ソープの方が数万倍効率的で御座いますし、もっと言えばオナニーをしていれば十分でしょう。
しかしそれでも男性がキャバクラに行くのは、そこに性的快感ではない何かを求めているからなので御座います。
そしてそれこそが自己肯定感でしょう。
トロフィー生
トロフィーワイフ。それは社会的に成功した男性が自らの成功を誇示するために若くて美しい女性と結婚した際に使われる言葉で御座います。
要するに「俺の妻はこんなに若いんだ!すごいだろーがはは!」という話なのですが、トロフィーというこ言葉選びはまさに適切なものでしょう。
スポーツの大会でも芸術の大会でも、参加者はみな優勝を目指しますが、彼らは別にトロフィーが欲しいわけではないのです。トロフィーなんて5,000円も出せばそこそこ立派なものが買えるのですから、トロフィーが欲しいだけであれば大会なんか出る必要は御座いません。優勝という称号が欲しいのであり、トロフィーは優勝者に与えられる証明書でしかないのです。
トロフィーワイフもまさにそれ。「社会的に成功した」という称号が欲しいのであり、彼らは別に若い女性が欲しいわけでは御座いません。何せ先ほど申し上げた通り、10万円も出せばいくらでも買えるのです。彼らは「若い女性と結婚できる」という自信の能力を証明するために仕方なく若い女性と結婚しているだけと言っても良いでしょう。
男性が多額の金をキャバクラで浪費するのは、まさにこの自己の証明のためで御座います。
99%の客がセックスできずに惨敗していく中、自分だけセックスすることができれば彼らは自分の能力を証明することが出来るでしょう。一方でソープは誰でもセックスが出来るので何の能力の証明にもなりません。
要するに彼らはセックスがしたいのではなく、セックスが出来る男であることを証明したいので御座います。しかしセックスが出来る男であると証明するためにはセックスをするしか方法がございませんので、仕方なく彼らはセックスをしていると言えるでしょう。
生でしたがる男性や、無料でヤリたがる男性もその心理構造はこれと基本的には変わりません。
生でセックスをしたいのではなく、生でセックス出来る男でありたいのです。それはつまり女性から「生」を許してもらえるほどの能力がある男性でありたいということでしょう。
そして生で出来る男であると証明するためには、生でセックスするしか方法は御座いません。
トロフィーワイフならぬ、トロフィー中出し。
実のところ彼らは別に生でしたいわけでもなければ、まして子供が欲しいわけでも御座いません。ただ己の能力を証明するための手段が生でするしかないだけで御座います。
もちろん生の方が気持ちいいとかそういう理由もあるでしょうが、そんなもの金を積めばいくらでも出来るのですから、やはりその本質は自己肯定感の獲得であると私は思います。