今日のパパは、パパ活女子ならみんながどこかで出くわすだろう、あるあるパパです。
 

みんな大好き叙々苑で顔合わせ

この日の顔合わせは、みんな大好き叙々苑。

叙々苑のいいところはお肉がまぁまぁ美味しい事と、個室だって事。

パパ活ではお金の話とかエッチの話とか、誰にも聞かれたくない、聞かれたら気まずい恥ずかしい話をすることもあるけど、叙々苑では他人の目を気にしないで済むからレナのお気に入り。


今夜のパパの第一印象は、なんか可愛い感じの30歳。

自称、普通の会社員らしいけど時計はロレックスのデイトナ。

稼いでますねー。

「どうやったらサラリーマン8年目で150万の高級時計買えるのー？」

って聞いたけど、内緒だよーって教えてくれなかった。
 

早々にアゲアゲなパパ

そんなパパはレナに会って早々、テンションMAXでした。

「レナちゃん超可愛くない？モデルやってる？そのスタイル度肝抜かれたわ。おっぱい本物？やばくない？」

「待って、レナちゃんさ、すっげーモテるでしょ？パパ何人いるの？てか彼氏何人持ち？」

ってテンションアゲアゲ。

まさにパリピな30歳のテンション。

合コンノリと言ったらいいのか、褒めて何か出てくるのを期待してるのか、とにかく1人でアガってる。

アゲアゲイケイケなのってさ、なーんかついていけないんだよね。

レナは落ち着いた男性が好き。

だからレナは冷めた声で「お世辞がお上手ですね」って言っといた。


「正直さ、このパパ活サイト半年位使ってて10人位会ったけど、レナちゃんレベルの可愛い子いなかったわ。スッゲー。俺ついに会っちゃったよ。これってすごい確率だよね？」

……運命の人に会っちゃいました系口説きですか？


レナさ、全然全く可愛くないしクラスで言ったら下から3番目位のレベルだし。

「えーパパさんB専ですか？よくタイプ変わってるねって言われませんか？」

「いやいやいや！レナちゃん半端ない可愛いから！俺、面食いって常にいじられるから！」

「俺さ、もうレナちゃんに惚れちゃった。あ、やべ。告白しちゃってるよ。どーしよー恥ずかしー！」


……レナ、言葉を失う。
 

ムラムラしてるパパ

あからさますぎて、あーわざと個室のレストランにして口説いてその日にエッチしたいんだな、ってすぐ分かった。

「レナちゃん見てるとムラムラしちゃうんだけど」

「え〜ちょっと大胆だけど、レナちゃんって何カップか聞いてもいいかな？」

「レナちゃんさ、気になっちゃって気になっちゃってしょうがないんだけど、エッチって好き？」

もーアゲアゲなテンションついていけないし、ムラムラパパを見てるのがいたたまれなくなって

「レナはエッチは嫌いです。」

って大嘘ついちゃった。

パパは「あーあ、すっげー残念！でもこんな可愛い子と美味い焼肉食べれて幸せだわー！」ってアゲアゲのまま、ごちそうさままで喋り続けてました。


アゲアゲイケイケなパパ活女子には、こんなパパもいいかもね…！