こんにちは。
東大卒の夜遊び芸人(YouTubeチャンネル名は「メンタル保健室」)ジェラシーくるみです。
今まで見てきたパパ活の現実や自分なりの意見(偏見)を自由に書いていいとのことだったので、前回に引き続き遠慮せず書き連ねようと思います。
20も歳が離れたおじさんと何話すのか問題
パパ活でも港区おじさんとの飲み会でも、年齢が離れたおじさんとの話題に困り、「何話すのか問題」に悩む女子は少なくない。
買い物中はまだしも、ご飯中に沈黙が続いて辛い・・・という声もよく聞く。
一方で、おじさんをうまく転がしていい気分にしつつ、自分も積極的におしゃべりを楽しんでいる女子たちも存在する。
両者の違いはどこにあるのかーー
ずばり、「何話すのか問題」を抱えている女子は真面目すぎる。
おじさんだからって買いかぶりすぎ。
結局は人と人とのコミュニケーションなのだ。
今回は、おじさんとのコミュニケーション、きほんのきの型と、とても重要な二つのポイントを紹介しよう。
相談乱れ打ちタイプ
愛人を抱えている「パパ側」の人や、若い子を口説こうとしているおじさんと話すとき、私はよく
「○○さん的には、相手の女の子に自分のどこが刺さったんだと思いますか〜?」と
お馬鹿な質問をすることがある。
そこでよく聞くのが
「人生の先輩として色んな相談に乗ってるからかな・・・」というカウンセラーのような回答。
たしかに、自分の2倍近く生きていて、仕事もそれなりに・・・いや、かなりできて、若い子に奢ったりお小遣いをあげたりする余裕もある・・・そんな人は(よほど素行が悪くない限り)なかなか日常生活に現れない。相談してみると身近の人たちとは違ったアドバイスが得られそうだ。
パパ側としても「頼られている」「役に立っている」という充実感を得ることができる。
人間誰しも、誰かに必要とされている、誰かに影響を与えられるというのは自分の価値を再確認できる嬉しい瞬間。超当たり前のことを言っているようだけど、この充実感って年齢や性別に関係なくみんな持ち得るものなんだよね。
だからおすすめの会話術①は、素直に自分の身の上相談をする、ってこと。
別に深刻な悩みをあけすけに話してみろってわけじゃない。
「いまいち自信がもてない」
「将来こんなことをしたいけど何から始めればいいかわからない」
「学校や仕事で人前に立つときに緊張してしまう」
会話のタネになれば何だっていい。
「最近寝すぎちゃうんですけど、毎日早起きするコツってありますか?」とか
「辛いもの苦手なんですけど、克服する方法ってありますか?」でもいい。
もう大喜利ですよ。質問大喜利。
思い返せば友達との仲だって、ささいな相談や問いかけから発展することが多くない?
質問大喜利、おすすめです。
聴き専タイプ
これは、私が一番得意というか、人とのコミュニケーションでやりがちな型。
「聞く」じゃなくて「聴く」。
傾聴してどんどん引き出していって距離をつめる感じ。
パパ活に限った話ではないけれど・・・
パパ活や愛人契約みたいなことを望む男性って、結局みんな寂しいんだよね。
地位や立場が邪魔をして人にはなかなか甘えられないから、
甘えられる相手や癒しを求めてキャバクラに通ったり若い女の子を囲ったりする。
そのニーズをうまく汲み取って「聴き専」になると、
スムーズに相手との会話が弾み、仲良くなれる。
ただ大事なのが、テーマ選び。
「勝手に喋らせて話聴いとけばいいのね、簡単じゃん」と軽視することなかれ。
自分の理解を超えた仕事の悩みや、相手が(今は)踏み込んでほしくない家庭の悩みに言及してしまうとお互いが口をつぐんでしまい、その場の空気が悪くなる。
そこで、当たり障りなく相手の悩み・話したいことに触れられるおすすめの話題は“忙しさ”。
まずはライフスタイル、ルーティーンから入っていく。
「いつも何時に寝てるんですか?」
「毎日続けていることってありますか?」
いきなり仕事内容や家庭の実情に突っ込むのではなく
生活全体をふわっとさわっていく感じ。
あとは相手が抱えていそうなストレスポイントを見抜いて、ねぎらいの言葉をかけるだけ。
睡眠時間が短い、仕事が忙しい、出張が多い、家族と別居している、刺激がない・・・
など相手が吐き出したがっている愚痴を引き出す。
*何も出てこなさそうなときは魔法の言葉「忙しそう」がおすすめ。聴く相手が、毎日ソファで猫と遊んで暮らしてるよ〜って人なら別だが笑
次に重要なポイントは、おうむ返しにならず、相手の話に寄り添いながら質問を続けること。
(例)
「最近会食続きでちょっと疲れちゃったんだよね」の返しとして
「疲れてるんですね〜お疲れ様です(うるうる)」は△。
「そうなんですね・・・お体は大丈夫ですか?お酒と睡眠不足が重なると辛そう・・・
今日くらいは無理してお酒飲まないでいいですよ!ノンアルでも付き合います(にこっ)」
と相手の体調や今日のペースにまで話を展開してみる。
だって友達が「最近仕事が忙しくてあんまり寝てなくて」と打ち明けてきたら
「え〜大変だね〜」じゃなくて「まじか、大丈夫?いつ落ち着きそうなの?」と言うでしょう。
だらっと雑談タイプ
実はこれが一番難しいんじゃないかな。
相手と自分の趣味の話、最近あった嬉しいこと・萎えたこと、
自分の周りの人のエピソード(友達にこんなことがあってね)とか。
これを苦労なく続けられるのは自分も相手もリラックスした、素の状態じゃないときついかも
もしくは共通の趣味(ゴルフや映画)があるとかね。
③は一番簡単に見えて、パパ活のような世代が離れた関係だと難しい。。。
話題云々より大事なこと2つ
これまで御託を並べてきたわけだけど、話題のチョイスや会話の展開以前に
大事なことを2つ言っておきます。
(1)会って日が浅い関係こそ自己開示をすること
人生で大変だったこと、頑張ったこと、楽しかった時期など深い話に踏み込むと
面白い話が聞けるし、その語り方を観察することで相手の人格に近づける。
でもそれにはまず自分が自己開示の姿勢を見せること。
いきなり聴くと相手に警戒されるし、まず自分からgiveしないと相手との距離は詰められない。
そして最後に、コミュニケーションの一番大事なポイント・・・
(2)私はあなたに興味があるんだよって示すこと
パパ活という不純極まりない関係だからこそ、向こうも甘い関係に夢を見つつ心のどこかで「金目当てなんだろ」と引け目はあるはず。
その固まった心の部分をやわらかくしてあげること。
そもそもそんなに興味がわかないし深い話をしたくないって人は、
多分今のお相手とは長続きしないので別の人を探しましょう。
一緒にいて全然楽しくない人といても消耗するだけ。
時間や若さの切り売りじゃあワクワクしないでしょうから。