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お顔合わせまで
また交際クラブにオファーをいただき、お顔合わせをしてきました。
いつもありがとうございます!
今日はある高級住宅地にたたずむホテルロビーで待ち合わせ。
駅からのアクセスが悪いのですが、なんだかんだレナはこのホテルに色々な思い出があるのです。
三次会でこのラウンジに飲みに来たこともあるし、エグゼラウンジで朝食だけ食べに来たこともあるし。(笑)
まあ、常連なんです。
今日はどのレストランでお食事かな?とワクワクしながら、ホテルロビーでくつろぐレナ。
レナはいつも早めに着いてお手洗いを済ませてお化粧直しをして、クラブからもらっているパパのプロフィールを見直します。
お名前間違えないように、とか。
年齢当ててよトークが始まったら聞いている年齢よりも5歳くらい若く言えるように、年齢も覚えておくとかね。
男性登場
今日のパパさんはパパ慣れしてなさそうな、ちょっとおどおどした男性。
せっかくロビーで待ち合わせたのに外のレストランを予約しているらしく、タクシーにて移動。
だったらそのレストラン待ち合わせにしたらいいのに…と喉まで出かけた声を抑えて、レストランまでタクシーに乗る。
タクシーだからか、パパの口臭がすごく気になる。
いったい何を食べるとこんな口臭になるんだろうか…。
レストランへ入るとパパ、どうやら常連のよう。
ただ、個室やコースを予約していたわけではなく、あくまで普通のレストランでアラカルト。
まわりは家族連れが多い。
でも知る人ぞ知るみたいな、一元さんお断りであるだろう雰囲気のレストランでした。
お顔合わせのトーク
お顔合わせの時のお決まりトーク「どんな男性がタイプ?」「何人くらいお顔合わせしてきた?」「お付き合いできた方はいたの?」「パパ活はどれくらいやっているの?」などなどの定番をすっとばし、今日のパパさん元カノ話。
ふっきれていないんだろうなあ、っていうのがひしひしと伝わってきました。
どうやら元カノとは同棲していて結婚前提にお付き合いしていたのにも関わらず元カノの浪費癖に嫌気がさし、家を飛び出してきたらしい。
つまり一緒に住んでいた家は元カノが今住んでいるためパパさんが支払いつつ、借りたまま。
自分は別の家を借りているみたい。
これじゃあ一生吹っ切れないでしょうねえ。
どうも初めてのお顔合わせで元カノの話を1時間くらいされてしまい、まあレナが気に入らないから慰めてよ、ってとこだったのかもしれませんが。
お酒をぐいぐいと
レナは男性のペースに合わせてお酒を飲むタイプなんだけど、この男性結構ぐいぐい。
レナも勧められるがままに飲んでいると、結構回ってきちゃった。
お冷もらって酔いを醒まそうとするけど、今日は本当に酔ってしまった。
「う~ん、レナ飲みすぎちゃった。」
家、近いんだ
パパさんが元カノとの家を出て一人暮らしをしているってところからパパさんの家の話になって、ここから近いんだ~などと話していると「レナちゃん、これから僕の家で飲みなおさない?」とまさかのご提案。
いや、パパさん。
今日お会いするの初めてですよ。
お顔合わせ中のお話、ほとんど元カノさんについてだったじゃないですか。
そんな私、パパさんの家行く気になれないですよ。
パパさんだってこんな気分で寂しさが埋まれば誰でもいいんですか?
レナが黙ってしまっていると「ほら、お手当も渡さないといけないしさ」と続けるパパ。
レナ正直、タイプでなく口臭のキツく元カノに未練のある男性のお部屋には入れないです。
今すぐ帰りたい。
家じゃなくて、例えばさっきまでいたホテルの部屋に誘われたって行きたくない。
もう思いっきりレナのタイプじゃないんです。
お付き合いどころか人間として好きになれないんです。
「どうしてもお部屋に来るのに抵抗があったら、二軒目いきたいな。」とパパ。
普段のレナなら交際クラブの顔もあるし、そうですね、行きましょうって行ってた。
むしろ行かなきゃいけないと思って行ってた。
でも、べろんべろんに酔って判断力の弱まってしまったレナが、ここから二軒目に行ったら間違いなくその後お持ち帰りされてしまう。
しかもレナが好きで持ち帰るのではなく、元カノとの寂しさを埋めるための持ち帰りになるだろうと思う。
そんなの絶対に嫌だ。
レナのプライドが許さない。
「レナ、今日は緊張していたのか酔っ払ってしまったみたいなんです。ここからタクシーで家に帰った方が良さそうです。二軒目にお付き合いしたいのは山々なのですが、パパさん本当にごめんなさいね。」
レナは丁寧にお断りをして、お店の人にタクシーを呼んでもらうようにパパにお願いした。
お店を出ると
ごちそうさまをしてお店をでると、パパさんなぜかレナと一緒にタクシーに乗ろうとしている。
あれ?
パパさんとしてはレストランや歩道でタクシー代を渡すのに抵抗があり、自宅まで一緒にタクシーに乗ってほしい。
自宅のロビーでタクシー代を渡すとのこと。
そうでもしないとタクシー代を渡してくれないみたいだったので、仕方なくロビーまでお付き合いすることに。
レナ、この感覚がまったくわからないんだけど、同じマンションの住民に女の子と一緒にロビーにいてタクシー代を渡しているところを見られる方が恥ずかしくないでしょうか…?
やっともらえたタクシー代を握りしめて、タクシーで帰宅しました。
世の中、色んなパパさんがいますね。