2018年6月11日
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パパ危機一髪!ヒヤヒヤのデート

こんにちは、夏雪です。パパとデートをしていて、ばったりと知り合いにあってしまった…

そんな経験ある方いらっしゃいますか?

私、一度あったんです。

でも、私じゃなくて、デート中のパパの知り合いの方でした。

それはもう、その瞬間、ドキドキしますよ。

一体この人、私のことを何て説明するんだろう?


「彼女です」?

「娘です」?

「知り合いです」?
 

ヒヤヒヤしちゃいますよね。

私があったシチュエーションはこんな感じでした。
 

スーツでも、相変わらず手を繋いできます

それは2回目のデートの時。

初デートで仲良くなったので、近いうちにご飯に行こうとなりました。

でも、彼の方が忙しくて、なかなか仕事の休みがなく、なんと彼、仕事の昼休みに抜け出してランチしようって連絡くれたんです。

でも、会社に近いと危険だからと、2駅隣の街で待ち合わせしました。

彼は、会社の重役なので、昼休みも柔軟に時間を使えるようでしたので、この日のデート時間は4時間。

午前11時から午後2時までがタイムリミットでした。

そして、待ち合わせの11時、彼は予定通りに来てくれましたが、会社のスーツのまま。

しかも、社員証みたいなものを首からぶら下げて、社用携帯も胸ポケットに入ったまんま。


「大丈夫なの?スーツのままで変に思われない?」

心配して聞くと、

「大丈夫だよ。この辺になれば、誰もこないし、今日は上司も他社との打ち合わせで外出してるから」

とのことでしたので、とりあえずランチをしに歩き出しました。

彼はスーツでも、相変わらず手を繋いできます。

大丈夫かよ…と思いながらも、なさるがままについていく私。
 

「秘密の関係」に気づいていたでしょう

ランチは、融通が効くからと彼の行きつけのお店を予約してくれていたようでした。

店に入る前につないでいた手を離し、

「こんにちは~」と陽気に店内に入っていく彼。

(ちなみに、彼は40歳くらい?40歳手前くらい?です)

「あ、〇〇さん、いらっしゃい~待ってましたよ~」と彼と同じ年くらいのお姉さんが顔をのぞかせました。

「お、今日は、どなたと一緒?♡」

店員のお姉さんは私の顔を見るなり、彼に聞きます。

ご存知の通り女の勘は鋭いです、きっと彼女はこういう「秘密の関係」に気づいていたでしょう。

というより、こういうシチュエーションい慣れている感じでした。


「今日はね、京都にいるいとこの娘さんが、東京に遊びに来たっていうんで、ちょっと東京案内してるんです」

 

彼も、まぁ、スラスラと、状況を説明。シナリオ通りなのか?笑


「それはそれは、ごゆっくり~♡」
 

今までもこういうことがあったのかもしれないなぁ、と思いつつ私は静かに席までついて行きます。

店員さんも気を利かせてくれたのか、「今日、奥の個室とっといたから~」と人目のない席に案内してくれました。

このランチのお店は、1軒屋のようなアットホームなフレンチレストランで、昼休みにランチに来る同じようなスーツ姿の方達と、女子会、ママ友で賑わっていました。
 

見知らぬ男性の声が彼を呼ぶ

で、美味しくお食事をいただき、

「さ、行こうか」と2人で玄関に向かうと…

「お、〇〇!」と見知らぬ男性の声が彼を呼ぶではありませんか。

「げ、ちょっと先出てて」彼はそういうなり、私を外に追い出し、その声の主の方へ向かって行きました。

そして外で待つこと5分…

やっと出て来た彼は


「いやぁ、参った。まさか、今日外出中の上司にこんなところで会うとは思ってもみなかった」

 

と冷や汗。

「ランチか?」と聞かれて、そうです、と言っている時に、

後ろから例の店員のお姉さんがふら~っと駆けつけ、


「今日はね、京都のいとこの娘様が、東京に遊びに来てらっしゃるそうですよ~。ちょっとでも挨拶にって、わざわざうちに連れて来てくださったんです~」

 

ってナイスタイミングのセリフをかけてくれたらしく、


「そうかそうか、それは、楽しんで。俺、会社には4時ごろ戻るから、よろしく」

 

と、その場を免れたようでした。



店員のお姉さんの気の利くこと!笑

 

帰り際、彼は言いました。


「今度はディナーにしようね。そして俺は、スーツを着替えてデートする。笑」

 


それが賢いと思います。
 

誰と会うかわからない怖さをしっかりと肝に命じて

食事を終えたのは12時30分ごろ。まだ会社に戻るまでには時間があります。

彼は、本来の計画では、昼間からちょっとホテルに♡と思っていたそうですが、

こんなことがあってはすっかりそんな気分でもなくなったようで、

結局そのあとは、2人で近くの公園を散歩し、ベンチに座りながら色々なお話をして、その日のランチデートは終わりました。


以上が私が経験した、デート中のパパ危機一髪のお話でした。

まぁ、当たり前ですが、お互いに承認してデートしている以上、

パパと女の子の「秘密の関係」のせいで、トラブルになっては、災難ですから、

お互いに周りに迷惑をかけないようにしっかり気を使いながら、身を守りながら、素敵な関係を築いていきましょうね。

本当に世間は狭い。いつどこで誰と会うかわからない怖さをしっかりと肝に命じておくのがいいと思いました。



夏雪

Writer: 
こんにちは、夏雪です。「夏に降る雪」って、なんだか強くて、儚くて、幻想的で、アウトローなイメージ…私のような20代の女性って、そういうイキモノだと思うんです。そんな夏雪が書くせきららな投稿を、楽しみに読んでくれたら嬉しいです。ちなみに、私の大好きな言葉は「秘密は女を綺麗にする」。ちょっとドキッてしちゃったでしょ?*

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