【ご質問】
好みではないが他の子に比べて安上がりだから付き合ってるみたいなことありますか?
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【回答】
安上がりという言葉を使うとどうしても金銭的な意味を想像してしまうものでしょう。
しかし「安上がり」は金銭的な意味だけでは御座いません。
時間や体力や精神力など、安上がりという言葉はこういったあらゆるコストに対して適用できるので御座います。
例えば食事で考えてみましょう。
安いお店でも文句を言わないものの、毎回必ず別の店を選び、なおかつその店を選んだ理由を説明しないと怒り出す女性がいたとします。この場合、金銭的な意味では安上がりと言えますが、体力や時間や精神力と言った面でのコストは膨大であり、決して安上がりとは言えません。
一方で「高い店なら何でもいい」という女性の場合、金銭的な意味では決して安上がりとは言えないでしょう。しかし男性はお店を考えるコストがかからないので、体力や精神力といった面でのコストは安上がりと言えます。
男性は安上がりな女性を好む
「安上がりな女」という言葉にネガティブな印象が付きまとっていることは否定のしようが御座いません。しかし実際のところ「安上がり」であることは、男性にとってこの上なく大きな魅力の1つで御座います。
コストのかかる女性と付き合いたがる男性なんてこの世にはおりません。言葉は悪くなりますが、品質が同じであれば誰だって安い店を選ぶのと同じで御座います。
ですので今回のご質問に回答するとすれば「好みではないが安上がりだから付き合う」ということは間違いなくあり得ると言えるでしょう。
しかしこれは「こいつタイプじゃねえけど、安上がりだから付き合ってやっか」という感じではなく「この女性は低コストだから大好きだ」という感覚に近いもので御座います。
安上がりという言葉のイメージが極めて悪いのは先ほど申し上げた通りで御座いますが、安上がりを綺麗な言葉に言い換えれば「自然体でいられる」とか「一緒にいて落ち着く」という言葉になるのも間違いございません。
つまり男性が好む女性の性質のほとんど全ては「安上がり」に関係すると言っても過言ではないでしょう。安上がりは「安っぽい女」という意味でもありますが、同時に「コストパフォーマンスが良い女性」という風に捉えることも出来るのです。
高コストは嫌われる
「俺と付き合いたいなら、最低でも毎月10万は美容に使って、体重も40kg台をキープしろ」みたいなことを言い出す男がいたら、それはそれはうざいことでしょう。何かの間違いでその男性と付き合えたとしても、そんなことを言い出すような男に果たして愛情など抱くでしょうか。
やや誇張表現をしたことは否めませんが「安上がりではない女性」は構造的にこれと変わりません。抱くものは愛情ではなく、むしろ憎しみでしょう。
もちろんお金をかけられたいという気持ちは分かりますし、デートでサイゼリヤに連れて行かれたらイラっとすることと思います。ただサイゼリヤに連れてかれて怒る女性と、「逆に面白えな」と笑える女性であれば、後者の方が好かれることは間違い御座いません。