はじめまして。
40代既婚、社会経験から離れること10年以上の専業主婦・にけと申します。
これからコラムを執筆させていただくにあたって、今回は自己紹介がてら、なぜごく普通の主婦だった私がパパ活を始めることになったのか、そして現在の定期さんとの出会いまでを書かせていただこうと思います。
結論から言うと、思い切ってパパ活の世界に飛び込んで、そして定期さんと出会えたことによって私の生活はとても彩り豊かになりました(もちろん経済的な意味だけでなく)。
私と同じようなアラフォー主婦の方で「パパ活にちょっと興味あるかも」と思ってらっしゃる女性の参考になればうれしいです。
Contents
第一章:ライターとして「パパ活」というネタと出会う
私はもともと、細々とですがウェブライターとして主にブログ記事などを執筆していました。
内容は、妊活や美容系などなど。
主婦という、自分の実像そのままで書けるテーマばかりです。
そんなある時、当時のクライアントさんが新たにパパ活サイトを立ち上げるということで、私も記事を書かせていただけることになり、それが「パパ活」というものとの出会いとなりました。
でも、当時の私はパパ活に関する知識もありませんでしたし、もちろんその経験もありません。
それでどうしたかというと、ひたすらネットでリサーチを重ねました。
パパ活アカウントの方をSNSでフォローして、活動内容やリアルな実情、いわゆる「相場」と言われるものや特殊な隠語まで頭に詰め込みました。
その時は、まさか自分がパパ活をする日が来るとは思っていませんでしたから、経験は知識で補うしかありません。
とは言え、ごく普通の専業主婦にとって「よく知らない男性と会ってお茶なり食事なりそれ以上なりでお手当てをいただく」という活動は、すんなり理解できるものではなかったです。
正直、クライアントさんから最初に「パパ活について書いてください」と言われた時も、一旦はお断りしました。
自分には感情移入ができないから書けない、と思ったんです。
その時クライアントさんから言われた言葉は今でも忘れません。
「あなたは絶対書けます、悪魔に魂を売り渡してください」・・って言われて笑
そんなわけで、私は悪魔に魂を売り渡すことを決めました。
リサーチしては書く、リサーチしては書く、・・という作業が一年くらい続きましたね。
第二章:パパ活サイトのテコ入れのため実際に活動してみることに
転機となったのが、Googleで大規模な地殻変動が起こったことでした。
それまで検索で上位表示されていた例のパパ活サイトが、あっさり飛ばされてしまったんです。
クライアントさんと相談の結果「リサーチ力のみで書いた記事では集客に限界がある、もっと生々しい現場感のある記事が欲しいから、実際にパパ活してみよう!」ということになり。
不思議なくらい、その時には罪悪感はありませんでした。
一年余りのパパ活記事執筆の中で、いつの間にかパパ活女性に気持ちが同化したんだと思います。
パパ活についての知識もある程度身について、それが実際にうまくいくのか試してみたい、という好奇心が勝ったという感じでした。
登録もあっさり完了し、最初はパパ候補の男性からのメッセージに返信するだけでも楽しかったです。
条件交渉をするタイミングや、相手に合わせた会話の広げ方、言葉遣いなど、これまで自分がパパ活での正解だと思ってきたことが本当に合っているか、答え合わせをしている気分でしたね。
あとは、その時の私は人との会話に飢えていたんだと思います。
私が今の家に引っ越してきたのが二年ほど前、その直後にコロナ禍となって、話すのは家族だけ。
閉塞感のある状況の中で、夫にいら立つことも多々ありましたし(これはどんな時でもどんな夫婦でもあるあるだと思いますけど笑)、パパ男性達とのやり取りは、私にとってとてもいい気分転換になりました。
「人と話す」、特に「夫じゃない異性と話す」ことって、私くらいの年代の女性にはめちゃくちゃ尊いことなんじゃないかな、と個人的には思っています。
第三章: 小一時間のお茶でお手当てがいただける世界線に驚愕・・
サイトに登録してほどなく、最初のパパ候補さんとお会いすることになりました。
お相手の男性もパパ活は初めての48歳、でもお手当てありきの関係性についてはすんなり承諾していただけたので、とんとん拍子で顔合わせすることに。
駅ナカのカフェで待ち合わせして、現れたのはすごく真面目そうな(=遊んでなさそうな)男性。
会う前に一週間くらいやり取りは重ねていたので、簡単に自己紹介してからまずお仕事の話になりました。
そしたら、本物のご自身のお名刺を見せて下さって。
えーーー!そんなすぐ本名明かしちゃだめですよーだまされますよー!!って思わず押し返しました笑
その後、ちょうど1時間平和にお話して「そろそろ時間ですね」と、半分に折ったお札を渡されました。
もちろんこういう活動だと頭では理解していましたが、本当にこれでお手当てがいただけるんだ、こういう世界は実在したんだ、という驚きでちょっと固まったのを覚えています。
自分がSNSや書いている記事の中だけでしか見たことがなかったパパ活というものが、今目の前にあることに思考が追いついていかない感じでしたね。
それで、この方とその後どうなったかというと・・
結局フェードアウトしてしまいました。
これもまたパパ活です。
金銭で線引きしたあと腐れのない関係だとは言え、私の場合は感情がある程度満ちて、相手に寄り添ってあげたいなとか、寄り添って欲しいなと思えるパパ男性とでなければ、関係を続けていくのは難しいですね。
逆にそこを満たしてくれるパパ男性とであれば、罪悪感や嫌悪感を一切抱くことなくいい関係でいられます。
毎日「おはよう」「おやすみ」を言い合えて、会ったら楽しくて、会ってない時の話も面白くて、そういうパパ男性は、決していないわけではありません。
私にとっての定期さんが、そんな存在です。
第四章:定期さんと運命の出会い
定期さんとのファーストコンタクトは、私がサイトに登録してすぐでした。
「お食事、お茶を楽しむゆるい関係を希望しています。
性的な関係を求めているわけではありません。
女性と楽しい時間を過ごしたいだけです。」
・・というのが、最初のメッセージ。
段々と「食事2、それ以上3でどうですか~?」みたいなメッセージに辟易し始めていたので、とても紳士的で上品に見えました。
そしてやり取りを重ねるにつれ、知識の多さや語彙力の豊かさ、気遣いが伝わる優しいメッセージにすっかりやられてしまって笑
「ちょっと待って相手は二周り上のなかなかのおじさんだよ?笑」と何度か頭をよぎりましたが、毎日これだけ言葉をやり取りして、楽しくて飽きなくて癒される人は他にいないな、と今も思えています。
定期さんときちんと「定期」になるまでには、コロナ禍もあり紆余曲折あったのですが、それについてはまた別の機会に書かせていただきますね。
現在は大体月2~3回お会いして、都度というより時々まとめて「この間からの分ね」とか「今月の交通費ね」みたいな感じでいただくゆる~いパパ活をさせていただいています。
会っている時も会っていない時も定期さんに満たされていて、パパ活する前よりすごく幸せです。
第五章:主婦の私にパパ活が必要な理由
時々、なんで何不自由なく専業主婦してた私がパパ活してるんだろう?と思うことはあります。
でも逆に、パパ活してなかった時の私って何をしてたんだろう?とも思うんです。
朝起きて、お弁当作って、家族の朝食を準備して、洗濯して、家族を送り出して、・・その後は?
誰と話すこともなく、そんな時間に見たいテレビもないし、買い物だって毎日行く必要ないし。
心から「楽しい」と思ってやってたことって、何かあったかな?と。
でも今は、家事の合間に定期さんとメールして次のデートで何を食べようか考えて、その前に美容室予約しなきゃとか、手土産に美味しいだし塩を持ってってあげようとか、やりたいことや考えることがたくさんあるんですよね。
そのことが、今の私の生活をとても豊かにしていると思っているんです。
パパ活には当然リスクもあります。
特に私のような既婚者の場合、一人で動ける時間はかなり限られている上に家族には絶対バレないようにする必要がありますから、20代のpjさんがパパ活するのとはまた別のリスクがあるわけです。
でもそういうリスクを負ってでも、パパ活を始めて良かったと思っていますし、定期さんと出会えてよかったなと思っています。
まとめ:
一年前の私は、一年後の今の私を全く想像していませんでした。
でも一年前の自分より今の自分の方が、毎日を丁寧に楽しんでいて家族にも優しくできていて、何より気持ちが穏やかに満たされていて幸せだな、と思えます。
それはきっと、パパ活とそこで出会えた定期さんのおかげです。
もし年齢や立場からパパ活への一歩を迷っている女性がいるのなら、実際にパパ男性と会うことは一旦置いといて、まずやり取りだけからでも始めてみるといいかなと思います。
夫じゃない男性との会話の中から、日々を楽しむヒントだったり、気づいていなかった自分の魅力だったりを発見することもあります。
一人でも多くの女性に、素敵な出会いと穏やかで楽しいパパ活ライフが訪れますように。