“交際クラブ” “パパ活” と聞いて、どんなイメージを持つだろうか?
正直なトコロ「きな臭そう…」「胡散臭そう…」と考える女性がほとんどじゃないだろうか。
何を隠そう私もその一人だった。
交際クラブに登録し、いわゆるパパがいる女性の体験談は聞きたいが、あえて自分で体験する必要はないだろうと思っていた。
それがひょんなことから私はパパ活を体験することになる。
Contents
取材でまさかのパパ活を体験することに!
とある昼下がり、知り合いのプロデューサーから電話がきた。
内容は「パパ活に興味ある?」。
私はそんなになかったがこの電話はどう考えても仕事のオファーに他ならない。
私が「興味がない」と答えた時点でひとつ仕事を失ってしまう可能性が高い。
短時間で忖度した私は「元々興味があった」と告げた。
仕事内容は実際にユニバースクラブでパパ活を体験取材して欲しい、だった。
売れていないにしても一応グラビアアイドルもやっている私にとっては、ややリスキーな取材ではあった。
でも万が一バレても「あれ、取材だから」と言えば逃げられる。
体験して損はないな、と感じた。
一体パパ活ってどんな流れでどうやってパパを紹介されるかもわからないまま、とりあえずオシャレをしてユニバース倶楽部へ向かった。
何となくだがもっとおどろおどろしい場所だろう、とビビっていた。
そんな心配をよそに倶楽部はとても清潔感溢れるビルで小洒落た美容室のようだった。
一体パパと会うまでにどんな流れがあるんだろう?
いわゆる宣材写真を撮影し、動画も撮影する。
なんだかオーデションに来たような感覚だった。
アプリで気軽に出会うわけではない。
ここに入会出来るパパにも審査があり決して安くはない入会金が発生する。
そりゃ1・2枚の写真で決めれないだろう。
当たり前だが女の子側もパパ側も誰でも登録できるわけではない。
登録して数日たった頃、スタッフさんより連絡がきた。
2人位から声がかかったという。
正直、何百人の女の子がいる中で選んで貰えるっていうのは気分が良い。
そしてスケジュール調整から、ランチのセッティングに至るまで全てスタッフさんがやってくれたので驚いた。
面倒なことが何もない。
指定された店は表参道のイタリアン。
最初怖かったのが嘘のように私は不思議とワクワクしていた。
うさんくさいおじさんがくると思っていたら紳士なオジサマ登場
迎えてくれたのはいかにもいいとこのおじさんだった。
「こんなマトモそうで、素敵なおじさんがパパ活なんてやるんだ!」というのが第一印象。
簡単に自己紹介を済ませ、お互いお酒が好きということで昼から白ワインで乾杯。
今日はど平日。
こんな真っ昼間からお酒が飲めるって、結構立場がある人なんだろうなぁ〜。
前菜からメイン、パスタにデザート。
ただ単に贅沢極まりない。
いつもの昼なんてカップラーメンが関の山だ。
オジサマは私が今回初めてだということを察し、パパ活のことを細かく教えてくれた。
中でも「君は裕福に見えるわけじゃないんだけど、何かお金を凄く欲してる感じもないんだよね」といわれたのには驚いた。
おっしゃる通り…!
確かに有り余るほどお金はないけど、リスクおかしてまでのお金はいらない派。
しかし、初対面でそんなことあてられるって凄いなぁ。
逆にオジサマに関しても全く同じことを感じた。
別にすぐ愛人とかできそうな感じだし、女に困ってるとか、ギラギラした感じが全く無いのだ。
そのことをストレートにオジサマに聞いてみると、なんでも接待がとにかく多いらしく、海外の方の接待の時は英語が喋れる子、オトナの付き合いを求めてくる方の時はOKな女の子、ワイワイが好きな方にはノリが良くて酒が飲める子…。
多種多様な接待に合わせて駆けつけてくれる女の子が1人でも多くほしい、とのことだった。
「他の会員の人はどういうニーズがあるのかわからないけどね」と言って、次は飲みにいこうね! という話になり交通費の1万円をくれた。
パパ活って酒池肉林じゃないの?
パパ活のイメージは酒池肉林というか。
“抱きたいオトコとお金が欲しいオンナ” の騙し合いみたいなもんだろうという変な先入観があったので拍子抜けしてしまったが、こんな素敵なオジサマとお昼にランチするだけで1万円ももらえるなんてなんて素晴らしい仕事なんだ!
ぶっちゃけこれなら週5でやりたいとすら思ったほどだ(笑)
実際にパパ活をしている友人も多いが、確かにみんな「身体だけが目的じゃない人もいるよ」と言っていた。
なわけあるかい!と思ったが、なわけあったから驚いた。
今回はあくまで取材が目的だし、たまたま相手がアタリであるとはいえ…ぶっちゃけパパ活悪くないというのが正直な感想。
パパ活…ちょっと奥深いぞ…!!