2018年7月18日
今月: 8 views | 全期間: 2,535 views

パパ活は9割嫌なことでできてます。然らば1割の良いことって一体何?(お金の話では ありません)

はじめに

ユニバース倶楽部滝田さんの伝説的な格言「パパ活は9割嫌なことしかありません」。確かにそうである。私だって辛かったこと悔しかったことを書き始めればきりがない。

だが、今日は愚痴らないと決め、ちょっと視点を変えてみる。


残り1割の「良いこと」とは一体何か?
 

真っ先に「楽にお金がもらえる!」と考える人がいるかもしれない。しかし、単細胞的にそれしか考えていないと、その思考は相手に伝わるだろう。そして、そんな女はすぐに嫌われるのではないだろうか。


お金は確かに大事。
 

でも、パパ活の醍醐味は金ではないと私は思う。

好奇心旺盛であらゆることに興味津々の私にとっては、何をおいても「パパとの会話が心底楽しい!」ということが一番の良いことである。

その楽しさを共有すべく、今回は私がパパさん達とどんな会話をしているか、そこにどのような楽しみがあるのかを綴っていきたい。

 

Bさんの場合

経営者のBさん。海外とのやり取りも多い上に、たくさんの企業間の連携や事業拡大についてお詳しい。

私が仕事の話をすると、思わぬ視点でアイディアを出してくれる。

それは、自分の会社ではまず出ない、ある意味突飛ともいえる発想。

いかに自分が業界特有の「当たり前」に縛られ踊らされていたかを思い知るのと同時に、彼のアイディアを引っ提げて、業界の旧態依然とした常識に一石を投じることができる(いかにも私のアイディアのようにして)。

さらにBさんは、私の能力を過分に評価してくださり、「一緒に仕事をしよう!手伝ってくれないか!」と誘ってくださっている。

今のところ転職するつもりはないためお断りしているけれど、実は、私にその気さえあればとても良い話である。

パパの話を真面目に聴けば、そんなチャンスもあるのだ。

それに、私について「女としてどうか?」という視点だけでなく、ビジネスパーソンとしての才覚で考え評価してくださっていることに、いつも感激している。
 

Fさんの場合

Fさんは、国内いたるところを飛び回り、講演をこなす人。彼との関係性の面白いところは、興味深い問答が次々と繰り広げられていくこと。

「人はなぜ働くのか?」とか「人間にとって生きがいとは何か?」とか「部下に『メール見てないんですか?先日送ったんですけど』と言われたらどう答えるか?」などである。

考える、めちゃくちゃ考えるし、私の稚拙な脳みそで考えたことを言葉にもする。

だが、どれだけ頭をフル回転させても、私にはFさんの満足するような回答が出せない。

「Rachel、そんなんじゃダメだなぁ」
「えー!教えてくださいよぉ~!」
とやり取りしながら会話は深いところへ進む。

「そんな簡単に答えを聴こうとするなよ」と言われながら、結局Fさんの考えを聴けたり、聴けなかったりする。

「正しい答え」というものはないと思うが、哲学的な話は大歓迎である。

どれだけ話しても面白い。そんな話をしながらちちくりあい、なぜかセックスに突入するのがFさんとの不思議な時間の共有の仕方である。
 

Pさんの場合

Pさんと会話する時は、共感的に話を聴くことに徹している。

なぜそうするかというと、彼がそれを求めているだろうと直感的に感じるからである。

真面目でちょっと皮肉屋のPさんは仕事で苦労したエピソードをたくさん語ってくれる。

トラブルの話であれば「それは大変でしたねー」と申し上げ、きっと腹が立っただろうと感じるエピソードであれば「それは頭に来ますねー」と申し上げたりする。

「そうなんだよ!それでさ…」と話が続くか、「頭に来たというより、呆れたよね。だってさ…」とお話は続いていく。

もちろん、最後に私の考えも語らせてもらう。

Pさんとのお話は、仕事上のトラブルに見舞われたときのベターな対応について考える良い機会になる(真面目か)。
 

Mさんの場合

私と同業界で異業種のMさん。日本で最もステイタスの高い職業の一つである。

頭の回転が速い彼は、私が何か話していても途中で多くを把握し、前のめりになり『僕が話したい!』という表情をなさる。

そんな時私は、早めに自分の話を切り上げて(でも自分が何を話したかったかは忘れないようにしつつ)、彼が気持ちよく話せるように気を配る。

なぜ私がそういう行動を起こすのか?それは、自分の話より彼の話を聴きたい、その一心である。

私の話を聴いて彼が何を感じたのか、どう考えるのかを聴きたいのだ。

彼と話していて得るものは、圧倒的な専門知識の数々や彼の経験から得た視座の高い考え方である。

でも彼はかなりのエロ男爵で、すぐにエッチな話になるし、メールはほぼ下ネタである。
 

Tさんの場合

遠方にお住いのTさんと会ったのは2回だが、メールでのやり取りはずっと続いている。

いつもウィットに富んだメールをくれるので、思わずクスっと笑ってしまう。

メールをうっかり電車の中で読んでしまい、ニヤニヤしてしまうこともしばしば。

これだけ面白いと、この人はモテるだろうなぁと思う。興味深いネット記事や映画、本の情報を共有してくれて、「君の感想を聞きたい」と言ってくださるのが嬉しい。

さらにTさんは、生身の私がRachelとしてコラムを書いていることをご存知であり、コラムの感想を送ってくださったり、新しいテーマのリクエストをくださったりすることもある(まだ書けていないが)。

Tさんは、私の倶楽部活動にまつわる悩みを正直に話せる唯一の相手であり、私の心の支えである。
 

おわりに

つくづく思う。世の中、知らないことだらけである。

だから、自分と全く違う経験をしているパパの話は面白い。

 

ほとんどのパパは社会的に成功している人である。

パパと共に過ごすことは、すごい人を長時間占有できるということ。

こんなに貴重な機会はない。

 

パパ活をやっていて良いことの一つ、それは、パパの話をじっくり聴くことができ、それを通して成功者の考え方やアイディアを知ることができ、知恵がつくこと。

知的好奇心をくすぐられ、充足感で満たされる話は、心から楽しいのだ。

きれいごとに聞こえるかもしれないが、数多いライバルの中からせっかく選んでもらい出会った相手である。

そんな大切な相手との人間対人間の繋がりがもたらす、本当の価値を忘れてはいけないと私は思っている。

最後の最後に誤解のないように一言付け加えると、もちろんエッチな話が一番盛り上がることは言うまでもない。


おしまい



Rachel

Writer: 
発想力と愛嬌で世を渡り歩く40代既婚会社員。2017年9月からユニバース倶楽部の外部ライターとして執筆中。趣味は乱読。読書の守備範囲は恋愛小説からビジネス書、学術論文まで多岐にわたる。パパには絶対に明かさないが、実は東大卒。

Rachelの記事

関連記事

【国内最大級の交際クラブ 全国展開】

► パパ活をしてみる