恋愛ワクチン 第二十一話「首絞めセックス・その2」

キーワードは

「首絞め」

「4P」

「生中出し」

です。これらを不快に感じない方のみお読みください。万が一女の子の目に触れた場合を考えて改変してありますが、基本は事実です。話を盛ってもいません。一男性会員による、交際クラブ活動のスケッチです。


 

「プールなんて高校以来!」

「全然冷たくないね、温水なんだ」

 10mほどの小さな室内プール。杏奈と由衣が先に入っていて、彼女たちの動きの余韻で水面が揺れる。まるで二人の若い綺麗な娘によって、水が命を吹き込まれるようだ。今夜はプール付きのラブホテルの部屋で、湯葉は3人の女の子と楽しむことにした。


「さあ、くるみちゃんも入るよ」
 

 湯葉は、少しためらっている恥ずかしがり屋の三人目の女の子に後ろから声を掛けた。そして彼女の腰に手を当てて、プールに降りる金属製の梯子へと導く。


「プールでの遊び方はね、浮き輪を使うんだ」
 

 湯葉はプールサイドに立てかけてあった大きな浮き輪を引き寄せると、まずくるみにかぶせて、次いで湯葉も輪の中に入った。杏奈と由衣が興味深そうに見ている。


「両手を浮き輪にかけて、腰を浮かしてごらん」
 

 くるみは従順に腰を浮かせる。湯葉はくるみの腰を引き寄せて、そのままペニスを挿入した。


「ほら入っちゃった」
 


「ええっ本当に?」
 

 杏奈と由衣が歓声を上げた。くるみは恥ずかしそうに、しかし嬉しそうに顔を赤らめる。

 湯葉はペニスを挿入したまま、両手でくるみと同じように浮き輪に手をかけて、両足を水中に浮かせる。そのままペニスを前後に動かすと、浮き輪のボートは揺れながらふわふわと水面を漂う。


「どう、面白いでしょ?」

「すごーい」

「気持ちよさそう」

「湯葉さん、ゴムしてました?くるみちゃん、生で入れられてるの?」

「くるみちゃんとだけは、毎回生なんだよ。くるみちゃん、生で中出しされるのが好きだもんね?」
 

くるみは真っ赤になりながら頷く。本当のことなのだ。

くるみの男性経験は少ない。ユニバースの前は高校と大学で一人ずつ、どちらの彼とも必ずゴムを付けてだった。地味な顔立ちのせいなのか、湯葉以外にまだオファーが無い。生のペニスを挿れられた経験が全く無いということは、性病のリスクがゼロということである。

それなら、くるみの生ペニス挿入の処女を頂いてやろう。初デートのセックスで、くるみの感度がとても良いことを知った湯葉は、二回目のデートの時、十分にじらしてくるみを欲情させた上で、今日は生でないとペニスを挿れてあげない、と言った。

くるみは、「意地悪っ」と拗ねたあと「生でいいです、挿れてください」と湯葉に懇願した。以来、くるみとは毎回生でしている。

 湯葉はくるみと会うたびに必ず尋ねる。


「ほかの人とセックスした?」

「いいえ、湯葉さんだけです」

「ほかの人とセックスしてもいいけど、必ずゴム付けてするんだよ。もし生でしたら、もうセックスしてあげないからね」

「はい」

「それから、くるみちゃんは、中出し専用にするからね。生理の前に連絡するんだよ。セックスしたくなる時期だからちょうどいいでしょ?」

「はい」
 

実際、くるみは、ゴム付きよりも生のほうが気持ちが良いという。「全然違う」そうだ。中出しされるとさらに強い絶頂を感じる。

くるみに比べると、杏奈と由衣の男性経験は多く、ユニバースでのオファーの件数も多い。

くるみはゴールド、杏奈はプラチナ、由衣はブラックである(湯葉はプラチナ会員だが、湯葉がオファーしたあとブラックに格上げになった)。杏奈と由衣とは、湯葉は必ずゴムを付けてする。「生でしよう」などと言ったら、次から会って貰えないかもしれない。二人とも売れっ子なのだ。


「すごい、くるみちゃん、本当に生でされちゃってるんだ」

「まんざらでもなさそうよ」
 

 くるみは、杏奈と由衣、自分よりも派手で男好きのする女性二人が見守る中、ああっとのけぞって絶頂に達した。


「じゃあ。次は杏奈ちゃん来てごらん」
 

湯葉はくるみを解放して、あらためてペニスにコンドームを装着したうえで杏奈を浮き輪に誘った。杏奈はいそいそと嬉しそうに浮き輪に寄って来る。ふわふわと気持ちよさそうなセックスだ。見た人は誰だって一度は体験したくなる。

さらに由衣とも浮き輪遊びを終えて、4人はベッドに移動した。

まずくるみを寝かせて、湯葉は正常位で挿入する。

傍らで杏奈と由衣がきらきらとした目で興味深げに見守る。二人とも美人だし、バスタオルをはおっている姿は、まるでギリシャの女神たちのようだ。湯葉は、パルテノン神殿で大理石の女神像に囲まれてセックスしているような気分になった。

再びくるみを絶頂に追い込んだ後、湯葉はいったんペニスを抜いて休憩した。射精はしていない。何しろ年なのだ。薬のおかげで勃起はするし持続もするが、さすがに射精してしまったらすぐには役に立たない。次に杏奈と、最後に由衣に挿入して、由衣の中で射精する予定だ。もちろんゴムは付ける。

 プールの中と合わせて既に三、四回絶頂を経験したくるみの表情は陶酔したままだ。湯葉は、杏奈と由衣に向って言った。

「くるみちゃんはすごく感度がいいんだよ。乳首も、ほら、すぐ反応するし」

 湯葉は乳首を触った。くるみはびくっとしてのけぞる。すっかり出来上がって反応しやすくなっている。


「くるみちゃん、首絞められるのも好きだよね?」

「はい」
 

うっとりした表情のまま、くるみは答えた。


「喉が性感帯だもんね。フェラも大好きだし」

「杏奈さんと由衣さんの前で恥ずかしいです」

「恥ずかしい子なんだから、しょうがないじゃん。ちょっと首絞めてイクところ二人に見せてあげようか?」
 

そう言うと、湯葉は片手をくるみの喉に当てた。首の中ほど、ちょうど喉ぼとけの高さあたりを左右から親指と人差し指で押さえる。かすかに指先に頸動脈の拍動を触れたら、まさにその位置だ。そこを深く、血流が途絶えるように押し続ける。

正中の気管を押してはいけない。むせるだけで、全然気持ち良くない。

10秒も押していると、くるみは、再びびくびくっと、痙攣するように軽い絶頂を迎えた。首絞めが好きな子は何人もいるが、皆、挿入しながらが前提で、くるみのように首を絞めるだけでいってしまう子は初めてだ。おかげで湯葉は、首絞めのこつが良く分かったし、自信もついた。

女の子複数とのプレイというのは、お手当てが人数分必要で出費は多くなるが、シナリオをしっかりとイメージすることで、一対一のプレイよりもはるかに幅が広がって味わいが出る。

あまり意地悪なことをするのは趣味が良くないが、杏奈や由衣のような、上位クラスの子の前で、くるみのような地味目の子を引き立てて、軽く嫉妬させて楽しむというのは、交際紳士の遊びの許容範囲と湯葉は考えている。逆はいただけませんけどね。本気で傷付けることになるから。



マック

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