恋愛ワクチン 第四十一話 パプワなデート

マックさんは、質問箱の回答者であるパプワさんとデートした。

パプワさんが回答者だからオファーしたのではない。

たまたまオファーした相手が、回答者として参加してきたという流れだ。

マックさんもびっくりした。こんなこともあるんだね。

マックさんの質問箱ログイン画面が、何の手違いなのか、会員回答者の登録名がわかるスタッフ仕様になっていたという偶然が重なっていた。

運命かもしれない。

パプワさんの回答文は、他の回答者とは視点が違う。

入会したばかりなのに、質問者ではなく回答者をするというところがそもそも変わっている。

ユニバース入会前に、アプリをやっていて、パパ活に慣れているという訳ではない。

それどころか、彼女は大学生なのだが、入学してから彼氏はいないしHもしていない。

ほぼ3年間、セカンドバージン状態である。

そんな彼女が、なぜ質問者ではなく、回答者なのか?

彼女がエロアニメで言う所のツンデレだからだ、そうマックさんは考えている。

田舎の高校出身だが、成績はいつも学年で10位以内だった。

大学は国立である。

ちなみに登録地は名古屋だが、金沢近郊の方ぜひオファーくださいとのこと。

そんなこと書いたら、ほぼ同定されちゃうじゃないか、そうマックさんは心配したのだが、パプワさんは、コラム記事にするなら、ぜひそこは書いて欲しいとのこと。

自分を見つけて欲しいそうです。

お金には必ずしも困っていない。

奨学金はもらっていないし、質素ながらも両親揃ったサラリーマン家庭である。

だからお金目的でオファーが欲しいのではない。

見た目も中身も、優等生タイプ。ちょっと気取ったいわゆる「委員長」だ。

そんなパプワさん、女子高生時代はワルに惹かれた。

自分に無いものを求めたのだろう。

田舎にはワルは一杯いる。

ていうか、ワルしか地元には残ってないんじゃないか?

初体験の相手はツイッターで知り合ったガテン系の労働者。

くそーっ、ラッキーなおっさんだな。

クリスマスの夜に、一緒にご飯食べようと誘われて、喜んでついて行ったら、おっさん行きつけのラーメン屋で、悲しくて涙が出たというオチもついている。

次は、地元の消防士。

この彼とは月一で会ってHした。一年くらい続いた。

しかし仕事を辞めてパチンコばかりするようになった。

そこで、パプワさんははっと気が付いた。

この人たちは、私が付き合うべきカテゴリーの男ではない。

早めに気が付いて良かったよ。

男と別れて、大学に進学して今に至る。

あと、高2のときに一度だけ、はずみで同級生とHした。

ここまでの経験値3人。

通算H回数20回いってません。


アルバムの写真を見れば分かりますが、パプワさん、十分お綺麗だし、スタイルもいい。

磨けば光る原石だ。

マックさんがわざわざオファーしたくらいだから間違いはない。

そんなパプワさん、どうしても年上が好きなようだ。

大学に入って、同級生ではなく、好みの教授に、パプワさんなりに色目を使ってみたようなのだが、なびいてくれない。

自分の求めている男性はどこにいるのか?

ツイッターには懲りたし、アプリにも、きっとろくな男はいないだろう。

結婚願望はないし、正直セフレでいいのだが、本当に自分としっくりくる男と出会いたい。

それでユニバースに入会した。

マックさんは、パプワさんとお昼デートで待ち合わせて、お茶して条件確認して、いつものようにすぐにホテルに移動した。

まったくスムーズだ。

そのときは、まだ、上記のプロファイルを知らなかったので、慣れているものだと思い込んでいた。

スタッフさんのコメントに「拘束なんかも興味おありのようです」と書いてあったので、部屋に着くとすぐに全裸に剥いて、首輪と手錠で拘束。

「このまま、廊下に出て歩いたこともあるよ」

そうマックさんが言うと、パプワさん、

「それ楽しそうですね」

「えっ?・・じゃあ、ちょっとやってみる?」

「はい」

嫌がらない。

ルームキーを持てば廊下に出られるタイプのラブホなので、全裸で拘束されたパプワさんにリードをつけて、犬の散歩よろしく廊下を歩かせる。

「動画撮っていい?」

「はい」

なんて素直。

質問箱で、ときに攻撃的なほどの論調で質問者をやりこめているパプワさんと同じとは思えない。

あとで聞くと、酷い言葉で苛められたい願望も強いそうで、根底がツンデレ系のMなのでしょう。

部屋に戻って拘束具のカナビラを付け替えて開脚させた状態でベッドに転がして挿入。

もちろんしっかり濡れているのは確認済。

「ああっ・・」

快感と言うより、どちらかというと苦悶の表情。

「痛い?」

「痛くないです」

「じゃあ続けるよ」

「はい」

以上がお昼の部。

夜お泊りなので、マックさんは一度会社に帰るが、パプワさん予定ある?と聞くと、とくにありません、との返事。

「じゃあ、良かったら一緒に会社に来る?社会見学になるよ」

「はい、ぜひ」

どこまでも素直。

あまりHに慣れていないように思えたので、尋ねたところ、上記のことを正直に教えてくれました。

「じゃあ、ひょっとして、H久しぶりだったんだね?」

「はい・・でも、マックさんの前にオファー受けてた方がいて、その方と2回しました」

そうだったのか。

マックさんは5人目。

通算H回数20回いくかいかないか。なおかつ3年間のブランクあり。

しかし妄想はするようで、彼女眼鏡かけてるんですが、その眼鏡に精液かけて欲しいという願望が昔から強い。

ほんとエロアニメの世界だな。

少々こじらし系のような気もするけど、まあ、正常範囲。

さて、マックさんはパプワさんに何をどう提供しようか考えた。

彼女は年上、とくにワルい男に惹かれる傾向があるようだ。

ぐいぐい引っ張られて、言葉や力で辱められて、服従させられたいっぽい。

それではいけないと思って、というか、どうせそういうことされるなら、社会的経済的に自分より上の人にされたい。

そういう出会いが無いと、下手すると、またワルい男にはまってしまいかねない。

了解。

久しぶりに、高級パパを演じて、パプワさんを甘やかして、世の中にはこういう高級なというか、経済力のあるおじさんが現実にいるんだよってところを見せてあげましょう。

すぐに、マックさんは、高級フレンチでのディナーと、高層階のコーナースイートルームを予約した。

どちらもパプワさんは未経験だ。

そして、夕方、仕事を終えると、デパートに行って、洋服を見立てて一着買ってあげた。

マックさんはこだわりが強いが判断は速い。

店を二軒、5~6着試して、パプワさん本人は絶対に選ばないだろうが、しっかり良く似合うニットワンピースを一着購入して、その場で着替えて、ディナーに向かう。

男性に選んで買ってもらった服を着て、そのままフレンチコースのデートで、嬉しくない女性はいない。

そして、高層階のスイートルーム。

夜景が綺麗。

ここ久しぶりに来たな。

全裸で窓際に立たせ、いろんなポーズで写真や動画を撮りまくる。

撮られるのは全く苦にならない。むしろ嬉しいそうだ。

「コラム記事書いたら、キャプチャー画像に使ってもいい?(笑)」

「いいですよ」

「え、本当にいいの?ヌードだよ?」

「たぶん私、人に見られたい願望あるんです。だからいいです」

凄い・・

この子、ハマる人は、ハマるな。

ベッドインして、再び挿入しようとする。

「ああっ」

再びお昼と同じ苦悶の表情。

それとともに、脚がつっぱって伸びて、ペニスが抜けてしまう。

挿入にまだ慣れていない処女の子にありがちな反応。

「脚開いていないと、抜けちゃうからだめだよ。ひょっとして痛いの?」

「ええ・・脚が」

ううん、困った。

「他の人とはうまく出来てたんだよね?」

「はい・・」

マックさんのものは、ちょっとだけ太い。

長さは大したことないのだが・・ずんぐりむっくりした、ツチノコみたいな形している。

だから、太いのに慣れていなくて、痛みで脚を伸ばされると、抜けてしまう。

「うーん、困ったなあ」

パプワさんも不安げだ。

これ、質問箱回答者のパプワさんで無かったら、体の相性合わなかったね、残念、で終わらせるケースである。

しかし、パプワさん、ちょっと珍しくて面白い。

少なくとも、もう一回はデートしたい。

そのためには、出来ませんでしたでは終わらせられない。射精しなければ。

「そうだ、パプワさん、男の人のオナニーって見たことないよね?」

「ないです。見てみたいです」

「じゃあ、ちょっと見せてあげるから、顔をもっと下げてごらん。眼鏡もかけて。そうそう、もっと顔を近付けて・・」

マックさんはペニスをしごく。無言の数分の後、腰の奥から精液がこみあげてくる。

パプワさんは、察したのか、亀頭の先端を口につけて吸い出そうとする。

それを手で払って、マックさんはパプワさんの眼鏡の上に射精した。

気持ちいい。

射精が終わると、パプワさんすぐにまたペニスを先を口に含んだ。

そして一言、

「美味しい♪」

ありがとう、パプワさん。

パプワさんの願望が、眼鏡に射精と聞いた時、けっこう難しい課題だなと思った。

なぜなら、射精の瞬間に抜いて、ゴムを外さなければならないからだ。

それが、瓢箪から駒で解決し、パプワさんの念願が満たされた。

パプワさんと、もう少し遊んでみようと思う。

あそこの相性が悪くても、ひょっとしたら、男女の性的な関係っていうのは成り立つのかもしれない。

ハプニングバーに連れて行って、見知らぬ人にパプワさんがされるのを見ているとか、亀甲縛りも経験してみたいというので、緊縛バーに一緒に行くとか。

ヌード写真をコラム記事に付けて掲載してもいいです、むしろ嬉しいですなんて、なかなか得難い人材だと思う。

将来は、公務員とか固い仕事につきたいらしい。

お昼は銀縁めがねをかけた、すました美人で、夜は何でも従順に言うことを聞く痴女。

その芽生えの時期に立ち会えるなんて、なかなか趣が深い。

どなたか、体の相性の合いそうな方、ぜひオファーしてあげてください。

私のお手付き気持ち悪いなんて言わずに。なかなか、こういう娘、いないと思いますよ。

注:パプワさんへのオファーは、支店担当者に「質問回答者のパプワさんにオファーしたいのですが女性会員登録名教えていただけますか?」と問い合わせれば、パプワさんの了解を得て教えてもらえます。

     お泊りの翌朝撮ったパンチラ写真です。ヌード写真は編集部の判断で掲載できませんでした。見たい方、パプワさんにオファーして御自身で撮影してくださいね

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