恋愛ワクチン 第九十六話 裸コートで映画館・その4

成人映画館の二階の休憩コーナーで、全裸にコート一枚の美也ちゃんを友人男性と二人で挟んで座っているところに、それを察したであろう男性客数名がオオカミのようなギラギラした目をして集まってきた。
咄嗟にマックさんの頭の中には二つの選択肢が浮かんだ。
一つは、大事をとって今日はこのまま帰ること。
もう一つは、白く可愛いコートを剝ぎ取って、美也ちゃんの全裸をオオカミたちに晒すこと。
美也ちゃんの意向を確かめよう。
マックさんは美也ちゃんの肩を抱いて優しく話しかけた。
マックさん「美也ちゃん、オオカミさんたち集まってきちゃったよ。どうしよう?」
美也ちゃんは頬を上気させたまま何も言わない。
マックさん「ちょっと怖いかな?じゃあ今日はこれで帰ろうか?」
美也ちゃん、こっくりと頷く。
選択肢は決まった。
マックさんは立ち上がって、美也ちゃんの手を引いて階段へと向かう。
男たちは黙ったままその場を動かず見送っている。
階段を降りかけて、その先に人がいないことを確認して、一つのアイデアが閃いた。
マックさんは一人で先に階段を駆け下りた。
そして振り返り、まだ上の方にいる美也ちゃんに声を掛ける。
マックさん「美也ちゃん、行くよー」
そして美也ちゃんにスマホを向ける。
美也ちゃんはすぐに察して、コートの前を両手で左右に大きく開いて、胸とあそこを見せたまま階段をゆっくりと降りて来てくれた。
後ろで見送るオオカミさんたちからは見えない。
前回の波留ちゃんに続き、映画が上映されている部屋でではないが、裸コートの撮影成功。
すぐに3人で映画館の出口から脱出。
マックさん「ああ、面白かった。美也ちゃん怖かった?」
美也ちゃん「ちょっとドキドキしましたけど、最後に撮ってもらえて良かったです。すごく達成感があります」
友人「僕、二階に人が集まってきた時、マックさんが美也ちゃんに『ここで脱げ』って命令するのかと思いましたよ!」
マックさん「いやいや、もしも美也ちゃんが嫌だったら、もう遊んでくれなくれなくなっちゃうから、そういうことは僕はしないよ。だけど美也ちゃん、スリルあったでしょ?」
美也ちゃん「はい」
美也ちゃんは相変わらず頬を上気させている。
美也ちゃん「・・なんだかこれ、癖になりそう」
マックさん「激辛ラーメンみたいなものだよね。刺激強すぎてひいひい言って食べながらも、またしばらくすると食べたくなっちゃうってやつ」
美也ちゃん「ほんとそれですね」
マックさん「男の人たち、全員目をギラギラさせてたね。あんな目で大勢の男性に見られることって、美也ちゃんのこれまでの人生で無かったでしょ?」
美也ちゃん「はい、同世代の男の子たちって草食が多いし、とても新鮮な経験でした」
マックさん「きっとレイプや輪姦されるって、あんな感じなんだと思うよ。疑似体験だね。興奮した?」
美也ちゃん「ええ、とっても」
マックさん「また行く?」
美也ちゃん「行きたいです」
マックさん「じゃあ、今度は友達3人くらい集めてガードさせるよ。3人いれば美也ちゃん、映画が上映されている暗い中で全裸になれるかな?」
美也ちゃんは妖しく微笑みながら「はい」と返事した。はっきりと。
そのあと他に用事のある友人と別れて、マックさんと美也ちゃんはハプニングバーに向かった。
もしも今日、美也ちゃんが映画館でコートを脱いで、オオカミたちに全裸を晒していたら、どうなっていたのだろう?
オオカミたちは、美也ちゃんを襲っただろうか?
そんなことを道中二人で興奮しながら語り合った。
ハプニングバーでは、今日撮影したばかりの美也ちゃんの車内での裸コート着替え動画と、映画館前での練習動画、それと最後に撮った階段を降りながらの露出動画とを、居合わせた男性客たちと一緒に鑑賞した。
そして、そのあと何をしたと思う?
男性客たちに協力してもらって、あのギラギラした目のオオカミさんたちを演じてもらい、店内を暗くして映画館を再現して、裸コートから全裸になって歩く美也ちゃんを全員でガン見して視姦するっていうプレイをしたのさ。
そして、一人が美也ちゃんのお尻を触ろうとして、マックさんが「止めてくださいよ」と制すると、その男が「うるせい!」と言ってマックさんを突き飛ばす。
次いでオオカミたちが一斉に美也ちゃんに襲いかかる。
そういうロールプレイングゲームをして遊びました。
美也ちゃんは燃えに燃えた。
それはもう、これまでに見たことも無いほどに。
マックさん一人の性技では、あんな風に美也ちゃんを興奮させられない。
もちろんマックさんも途中から男たちに加わって挿入した。
マックさんは美也ちゃんを守る立場ではあるのだが、実はオオカミの側をもやってみたかったのでした。
若い人たちに混ざって輪姦ごっこするって楽しい。
最良の回春薬だ。
途中からは美也ちゃん、騎乗位になって夢中で腰を振り始めた。
マックさん「美也ちゃん、そろそろ時間だし、もう帰るよ」
美也ちゃん「嫌っ、もっとする」
マックさん「駄目だよ、さあ離れて。シャワー入っておいで」
名残惜しそうにペニスから嫌々外された美也ちゃんは、マックさんに連れられてシャワールームへと向かった。
腰がふらついて、まともに前に歩けない様子だ。
股間はベタベタのぐしょぐしょ。
全て美也ちゃん自身の愛液である。
マックさん「また映画館に連れて行ってあげるからね。今度はしっかりと全裸になるんだよ」
美也ちゃんはまたこっくりと頷いた。
おしまい。

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